おいしい浮世絵展
行動自粛要請されている今年の夏に開催中の貴重な展覧会、おいしい浮世絵展へ。
名立たる浮世絵師の食べ物に関わる作品が、200点以上展示されていました。
歌川広重「東海道五拾三次之内 鞠子 名物茶店」。とろろ汁が有名ですが、丸子紅茶の産地でもあります。
歌川国芳「木曽街道六十九次之内 守山 達磨大使」。二八蕎麦の名前は、禅宗の開祖、釈迦から数えて28代目の達磨大使とかけています。
場内には記念撮影スポットもありました。江戸の屋台、二八蕎麦。
背後の壁面の絵は、歌川広重「東都名所 高輪廿六夜待遊興之圓」です。
その中にお茶らしき絵も見つけました。土瓶と湯飲みが棚に収まっています。
菓子や料理レシピも紹介されていて、煎茶を使用した蛸の江戸煮もありました。
歌川国芳「名酒揃 志ら玉」。夏のお菓子白玉は、会場そばのカフェで食べることができます。
おいしい浮世絵展は森アーツセンターギャラリーにて、9月13日(日)まで。