旧柳澤邸の製茶体験

4月下旬、世田谷区大原の旧柳澤邸の茶畑で、製茶体験をしてきました。柳澤家は旧家で、母屋は戦争で焼失した為、今の家屋は昭和26年に建てられたものです。その庭に、一畝の自然仕立ての茶畑があります。

茶の品種は、宮崎県生まれのなごみゆたか。なごみゆたかはウーロン茶や釜炒り茶向きの品種で、リラックス効果をもたらすテアニンが豊富。

毎年、ゴールデンウィーク前の時期に、茶摘みと製茶を体験できます。昨年は雨でしたのでリベンジです。収量を増やす為、一芯三葉(真ん中の写真)で摘んでいきます。

日光萎凋(左の写真)後、計量した生葉は2.2kg。400度以上の釜に投入し、綿の軍手を着けて、手で炒ります。

一番炒り後、竹製の揉板(左の写真)の上で手揉みします(左から2番目)。揉捻後の葉は1、4kg。そして再び釜で炒ります。

二番炒り後は機械で揉みます。高知県で使用しているゼンマイ用小型揉捻機です(左の写真)。1.5kgまで対応できます。揉捻後は、ぼてと言われる直径2mほどの容器に葉を入れ(左から2番目)、手作業で茎取りをします。ぼては編んだ竹の上に紙が貼ってあります。茎取り後は、焙籠(ペイロン)(右から2番目)で低温乾燥します。

その後は、三番炒り、締め炒り、五番炒り、と手揉みを続けます。出来立ての釜炒り茶は375g(右の写真)。

帰宅後、自分で摘んで炒った新茶を飲んでみました。甘い釜香とバランスの良い味わいの美味しい新茶です。

茶畑は既に、指導して下さった茶師十段が整枝されています。来年に向けてスタートです。







