sghrオンライン工場見学
ハンドメイドのガラスメーカーsghrは、オンラインで千葉県九十九里町にある工場の見学ができます。
工場外観(左)と屋外に置かれているルツボ(右)。ルツボは背中を丸めたネコの様に見えることから、ネコツボとも言われています。
場内の真ん中に構えている大きな溶解炉。
炉には10本のルツボ(ネコツボ)が入っています。炉の中の温度は1350度。
ガラスの材料のケイ素。砂です。(左)1400度で煮ると液状化します。製品作りの基本となるサオの先のガラスの玉。(右)まず、この玉を作ります。玉の大きさによって、出来上がる製品のサイズが変わります。
型を使用した製造方法には、型にガラスが付かないように作る方法と、型に付けて作る方法があります。どちらの作り方も、サオのガラス玉にガラスを付け、型を使用し息を吹き込みながら、形成していきます。上の写真は型にガラスが付かない製造方法。
型を使わない、熟練の職人による製造方法もあります。濡れた布でガラスを形成し、何度も炉に入れ、仕上げていきます。
仕上がったハート型のフラワーベース。
その後冷ます炉に入れ、2時間半かけてゆっくり冷まして完成です。オンライン工場見学は、sghrホームページから申し込めます。