
江戸時代、紀州徳川家の屋敷があり、明治期に佐賀藩、鍋島家が茶園を開拓し、昭和になり公園へと姿を変えました。茶園名の松濤園が公園の名前となっています。

公園内には茶の木が4本ありました。秋は茶の実が付いているので見つけやすいです。上は茶の木1号。

茶の木2号。

茶の木3号。

茶の木4号。4号は他に比べて小さいです。笹の中に見え隠れしています。この4本の茶樹を元に、渋谷茶復活プロジェクトが始まっています。渋谷茶とは、明治時代に渋谷周辺の茶畑で作られていたお茶のこと。このプロジェクトは、かつての銘茶、渋谷茶をビルの屋上などで育てて復活させ、いろいろなパターンで渋谷茶を体験するものです。

公園の看板には、松濤とは茶の湯のたぎる音から出た名前、とあります。それがもとで町の名前になり、公園内の池は昔の面影が残り、今も存在する貴重な湧水地と記されています。
日本茶インストラクター協会埼玉県支部の「和紅茶見学研修会」で、入間市の清水園を見学させて頂きました。

6月のワークショップでも、清水園のつゆひかり2ndを紹介させて頂きましたので、いつか訪問したいと思っておりました。

向かって左が製茶工場とテイスティングルーム、右が蔵の外観をしたお茶の冷蔵庫です。

まず、テイスティングルームで3種類を試飲させて頂きました。5月2日摘みのさやまかおりの釜炒り茶(左の写真)、7月1日摘みのゆめわかば2nd(真ん中の写真)、7月8日摘みのウンカ芽ではないゆめわかば2ndです。ゆめわかばはオリジナルの淹れ方で提供されました。ウンカ有り無しの飲み比べは、違いがよくわかります。

テイスティングの後は茶畑の見学です。10の品種を栽培しているそうです。上の写真は店舗の側にある、ゆめわかばの畑。3ヶ所ある畑のうちのひとつで、1番茶と2番茶は紅茶向きだそうです。

こちらはゆめわかばの向かい側にある、品評会用の手摘みのやぶきたの畑。自動開閉で被覆できます。


そして工場内も見せて頂きました。摘採後日干萎凋した葉を入れる萎凋槽(左の写真)。その後木製の揉捻機へ(真ん中と右の写真)。その後は竹製の籠に入れ発酵させ、殺生します。

研修の為に静岡から取り寄せて下さった香駿で(左の写真)、中国製の殺生機を稼働して下さいました(真ん中と右の写真)。鋳物製なので、冷めずにムラなく殺生できるそうです。炒りながら蒸すので、手作りの段ボールのフタをしています。

殺生後の茶葉をカレイに出し(左の写真)、乾燥機に入れ(右の写真)、乾燥後に冷まして出来上がりです。見学が実現できて嬉しいです。清水園の皆様、日本茶インストラクター協会埼玉県支部の皆様、ご一緒してくださった皆様、ありがとうございました。
バタバタ茶体験の後は岩瀬まで足を伸ばし、紅茶専門店 Another Holidayへ。Another Holidayは、日本紅茶協会認定のおいしい紅茶の店です。

外観も内装もレトロ感溢れています。ティーハウスムジカで修行をされた店主が、2001年にオープンしました。

メニューにはバタバタ茶もありました(左の写真)。この日は暑かったので食欲がわかず、サンドイッチとアイスティーのセットをオーダー(右の写真)。

手作りのサンドイッチとケニアベースのアイスティーで、美味しい涼が取れました。