今日は、紅茶をいれるときの必需品、Potの特集です。
イギリスの家庭にひとつはあると言われているベティーズポット。

ストーク・オン・トレントのテラコッタの土を焼き、釉薬ロッキンガム・グレイズを塗って艶を出したポットです。SALEで半額になっていたので迷わず購入しました。ブラウンカラーは茶渋が一番目立ちません。
6年半前に購入した、フランスのシルバーウェアメーカー、クリストフルのバガテル。

熱伝導率が高いので、熱湯を注ぐと瞬時にポットの中の温度が高くなり、紅茶本来の香味が引き出せます。毎日使っていないと、空気中のイオウ分や硫化水素に化学反応をおこして変色しますが、割れない、フタが落ちない、どんな柄のティーカップとも合わせられるメリットがあります。
アンティーク仕上げのホーローポット。

セミナーの時使用する小道具です。もちろん、ホーロー製のポットでも紅茶をいれられます。ただし、ホーローがはがれていると鉄の部分が剥き出しになるので、注意が必要です。紅茶の成分のタンニンが、鉄分と化合して香味を引き出せない上、水色が黒くなります。
いろいろな種類がありますが、おいしい紅茶をいれるために、My Potを1つ持ちましょう。
今年も行ってきました。東京ドームの「テーブルウェアフェスティバル」。

有田焼のスクエアプレートを使った長谷川貴子先生のテーブルコーディネート。トリコロールカラーが清々しいです。

上はガラスメーカー、スガハラ。ゴージャスな黒とピンクのコントラスト。

こちらはロイヤルコペンハーゲン。フローラダニカのコーディネート。

愛らしい春のテーブルは、ブルーミング中西。

黒柳徹子さんのテーブルセッティング「緑のサロン」。

田實碧さんのテーブルセッティング「地中海の風に吹かれて」。

深野俊幸さんのテーブルセッティング「色があふれる楽しいおもてなし」。

クニエダヤスエさんのテーブルセッティング「パーティーテーブル」。
今年も華やかな空間に陶酔してきました。同時に、自分の好みもわかってきた気がします。
きっかけは、茶托でした。
漆器の茶托を購入してから、目を留めることが増えました。

宮内庁御用達、漆器専門店山田平安堂の花器。

漆工房橋爪の箸置き。

漆工房大島の楕円皿。
縄文時代には既に使われていたと言われる漆。日本の漆器は東北から沖縄までと産地が広く、日本を代表する工芸品として「Japan」と呼ばれています。湿気の多い日本ならではの文化です。
真珠の毋貝、マザーオブパール。白蝶貝が一般的ですが、黒蝶貝、あこや貝などもあります。この真珠貝の内側にある真珠層で、アクセサリーやカトラリーなどが作られています。昔のヨーロッパではアイボリーやシルバーと同様、マザーオブパールも高価な品として扱われていました。
天然素材のやわらかい乳白色。その上品でエレガントな様にいつしか魅了され、カトラリーを集め始めました。
最初に手にしたシルバープレートのバターナイフです。

イギリス製のビンテージで、ハンドル部分はマザーオブパールです。ナイフの部分には花の模様が彫られています。
スターリングシルバーのブレッドフォークです。

これもイギリス製のビンテージで、ハンドル部分はマザーオブパールです。サーバー用のフォークです。
スターリングシルバーのジャムスプーンです。

1886年製のイギリスのアンティークで、ハンドル部分はマザーオブパールです。フラットな形で、植物の模様が彫られています。
マザーオブパールは、光のあたり方によって虹色に煌めきます。これから迎える新しい年も、虹色の1年でありますように。では、良いお年をお過ごしください。
アンティークに興味を持つようになって以来、何となくスージー・クーパー(Susie Copper)の名前を気にしていたら、少しずつ手元に集まってきました。不思議なものですね。

「ART NOUVEAU」のクリーマー。

「RAISED SPOT」のプレート。

「AUTUMN LEAVES」のカップ&ソーサー。

「STAR」のカップ&ソーサー。
女性デザイナーとしての彼女の生き方も、興味深いです。
おいしい中国茶を扱う奇古堂。ユニークな赴きのある名前です。以前は洗足の沈先生のお宅で、先生がいれて下さったお茶を頂けました。台湾の福華大飯店(ハワードプラザホテル)に店舗があり、日本では、錫蘭紅茶本舗shinhaや迎茶で茶葉や茶器を扱っています。
ユニークなのは名前だけではありません。

ここの茶壷は小さいです。内容量45ccの茶壷「荳蒄」。

使いやすい「温馨杯」。

環境に優しい「エコ茶」。
書いていたら、台湾に行きたくなって来ました。
日常生活で使うものは、使い勝手が良く、お財布にも優しく、スタイリッシュなものが望ましいですね。そこで今日は、実際使用しているティーウェアをアップします。
白山陶器の「ストレッチコーヒーポット」。

内容量はカップ4杯分。蓋が押さえやすく持ちやすいので、紅茶用のセカンドポットとして使用しています。マットな白色は、他の食器とも相性が良いです。
常滑焼の蓋碗「高資」。

陶器なので滑りにくく、持っても熱くありません。色は珍しい黄色です。蓋碗でお茶をいれると、1日中飲み続けてしまいます。
常滑焼の急須「でる急」。

某茶メーカーで購入しました。この急須で煎茶をいれると、美味しくはいります。色はシックな黒です。
さて、今日は何のお茶を飲みましょうか。
先月静岡で、丸子紅茶(まりここうちゃ)を買ってきました。
静岡の丸子は国産紅茶の発祥地です。明治の初期、多田元吉が茶園を開拓した歴史ある産地です。

丸子紅茶の茶葉。

国産紅茶なので、オールドノリタケのテニスセットで頂きました。


渋味の少ない、マイルドな香味です。
現在国産紅茶は、埼玉、九州、沖縄などでも生産されています。旅行などで出掛けたときは、ぜひ探してみてください。
今年も、東京ドームで開催された「テーブルウェアフェスティバル」に行って来ました。



上から、ハヤカワシルバー、クリストフル、ピュイフォルカ。



上から、北一硝子、ロイヤルコペンハーゲン、ノリタケ。

リサ・スティッグマイヤーさんのテーブルセッティング「スティッグマイヤー家のイースター 復活祭のお祝い」。

石坂浩二さんのテーブルセッティング「文房四宝」。

田川啓二さんのテーブルセッティング「白い約束」。
ウェブには載せきれないほどの夢のような空間が広がっていました。
それにしても人が多かったです。
紅茶の入った入れ物から茶葉をすくい、ポットにいれるための道具をティーキャディスプーンと言います。煎茶用の茶匙、烏龍茶用の茶則と同じ類のものです。普段使いのスプーンで充分事足りますし、お茶の種類ごとに分けて使う必要もありませんが、何となく紅茶計量用と決めているスプーンがあります。
屋久杉で作られたスプーン。

水牛の角製のスプーン。

柄の長いスプーン。

スターリングシルバーのスプーン。

東インド会社が船でお茶を運んでいた時代、茶葉を検品するために貝殻が使われていました。アンティークのスプーンやティーキャディースプーンにシェルの形をしたものが多いのは、そのためです。

ヨーロッパで銀のスプーンは、愛と魔除けと幸せの象徴です。スプーンが幸福をもたらしてくれる事を信じつつ、来年も素敵な年になりますように。では、良いお年をお過ごしください。