五節句のひとつである上巳(じょうし)の節句。
五節句とは、同じ奇数が重なった日のことです。もともと、1月1日、3月3日、5月5日、7月7日、9月9日の5つでしたが、江戸時代に1月1日は1月7日へと変更になりました。
中国では奇数が重なると陰が生じると言われ、厄除けの行事をしました。日本では逆に縁起の良い日とされています。神様に供え物をして邪気を祓うニュアンスは同じです。
そして上巳の節句とは、桃の節句、3月3日の雛祭りのことです。

女の子がすくすくと育つように願う上巳(桃)の節句は、白桃のフレーバードティーとピーチケーキでのティータイムです。
今の季節、花粉症でお悩みの方は多いと思います。知人には、年明けから夏まで悩まされる人もいます。人それぞれアレルギー反応を起こす花粉の種類も異なりますし、体質も違います。そこで、薬やドクターに頼らざるを得なければならない日々を、少しでも快適に過ごすために、お勧めしたいお茶があります。
まず、紅茶の品種である「べにふうき」「べにほまれ」。ウーロン茶では「凍頂ウーロン茶」など。ここまではご存知の方も多いと思います。実は煎茶にも、花粉症対策のお茶があります。それは「おくみどり」「ゆたかみどり」など。いずれも抗アレルギー作用のあるメチル化カテキンが含まれています。
ハーブティーでは、甜茶、ペパーミント、レモンバーム、マテ、ルイボス、エキナセアなどなど。これらのハーブ同士や、お手持ちのお茶とミックスさせてもOKです。この他漢方では、桂枝湯(けいしとう)があります。
ハーブや漢方、お茶の専門店、薬局などでお取り扱いしていると思います。興味のある方は、覗いてみてください。そして、自分と相性の良いお茶を見つけて、花粉症に負けない生活を送ってくださいね。

裏庭のべにふうき。
秋の夜長という言葉どおり、秋の夜は長いです。存分に夜をエンジョイしたい方と、逆に睡眠時間を確保したいという方、夜の過ごし方も十人十色です。
では、夜飲むお茶にもそれぞれの目的に合わせた、十人十茶があるのでしょうか?
読書や学問の秋ということで、眠気を覚まして本や参考書に耽りたい方は、高温でいれた上級煎茶(一茶)や紅茶(二茶)が良いです。高温で煎茶をいれると、カフェインが多く抽出され、眠気防止や中枢神経の刺激になります。
ぐっすり眠って早起きしたい方には、カフェインの少ない番茶(三茶)やほうじ茶(四茶)、ハーブではカモミール(五茶)、ラベンダー(六茶)、レモンバーム(七茶)などが適しています。ラベンダーは単独だと苦いので、ブレンドしたりハチミツなどを加えると飲みやすくなります。
食欲の秋で油脂分の多い食事をした方は、ほうじ茶(八茶)、烏龍茶(九茶)、ジャスミン茶(十茶)などが、口の中をさっぱりさせます。中華街で食事をすると、サービスでジャスミン茶を出されることが多いのも頷けます。
お茶もTPO、そして好みに合わせて、うまく利用したいですね。
