いつもお茶の時間!

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2023/07/10??

ブクブクー茶

茶旅3日目は、沖縄伝統ブクブクー茶保存会の皆様のお話を伺いました。

明治期から戦前まで、那覇四町だけで飲まれていたブクブクー茶。お祝い事の時飲まれていた、振り茶です。写真にあるように立膝にして、その膝の上に茶せんを持った腕を乗せ、楽な姿勢で泡立てます。

ブクブク茶 ディスプレイ

また、那覇東町の市場でもブクブクー茶を売り歩く売り子がいて、そのブクブクー茶が好物だったという最後の琉球王朝の四男、尚順(しょうじゅん)男爵のエピソードもあるそうです。

旅の見送りと ぶくぶくのお茶や

旅に出る事が大変だった時代、出発の日に験担ぎでブクブク茶を立て、無事に帰ることを願いました。

ブクブク茶セット

ブクブクー茶の材料は、煎り米、高度の高い水(エビアン使用)、サンピン茶(緑茶ベースのジャスミン茶)、赤飯、炒りピーナッツ。道具は、鍋、ザル、ブクブクー皿、茶セン、茶碗。

炒り米を煮る 湯切り 炒り米を冷ます

作り方は、①白米(無洗米)を煎り、②沸騰させた硬水に①の煎り米を入れ(写真左)、弱火で煮て濾して冷まし(写真真ん中)、煎り米湯を作ります(写真右)。

泡立て始め 泡の壁

③煎り米湯1:サンピン茶2の割合でブクブクー皿に入れ(写真左)、④茶せんを皿の端につけるように直線的に動かし、10分立てに泡立てます(写真右)。

赤飯を入れる さんぴん茶を入れる 10分だての泡を乗せる

⑤茶碗に少量の赤飯を入れ(写真左)、サンピン茶を注ぎ(写真真ん中)、⑥しっかり泡立てた泡を茶せんで上に盛付けます。(写真右)。

ブクブク茶とお茶うけと月桃の葉皿

⑦泡の上に炒りピーナッツをかけて出来上がり。泡に直接口をつけ、啜るように飲みます。茶碗の底の赤飯は、サンピン茶を注ぎ足して、お茶と一緒に飲み込みます。箸は使いません。

この日のお茶請けは、月桃の葉皿に、上から花ボウル、4種のちんすこう、ちーるんこう。手作りの焼き菓子です。沖縄らしくて可愛いです。

ブクブク一茶

ご指導下さった、沖縄伝統ブクブクー茶保存会の皆様、ありがとうございました。

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2023/06/26??

沖縄県農業研究センター 名護支所

6月上旬に、沖縄県農業研究センター 名護支所を視察させて頂きました。

沖縄県農業研究センター 沖縄県農業研究センター 建物

最初に見せて頂いたのは、立って乗るタイプの1人用乗用型摘菜機。沖縄ではこのサイズで十分だそうです。

1人用乗用型摘菜機2 1人用乗用型摘菜機3 1人乗用型摘菜樹

そして、紅茶向きの品種、べにふうき、べにふじ、べにひかり、べにほまれ、べにシリーズの畑(写真左)とゆたかみどりの畑(写真右)。

沖縄農業研究所 茶畑 沖縄農業研究所 茶畑2

写真を撮りすぎて品種がわからなくなった、茶樹のアップ。

沖縄農業研究所 茶葉アップ2 沖縄農業研究所 茶葉アップ

育種中の品種「マニプリ」と「あかね」。

マニプリ あかね

視察後は、研究センターで育種しているお茶(写真左)と沖縄産紅茶(写真右)の試飲もさせて頂きました。

沖縄農業研究所 試飲 沖縄農業研究所 試飲2

霜が降りない沖縄は4回茶摘みをし、生産量の90%が煎茶、3〜5%が紅茶です。また、南の島ならではの特徴として、冬に茶葉が休眠しないので、芽揃いが良くないデメリットがあるそうす。

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2023/05/29??

ひのはら紅茶の茶摘み

5月下旬の晴れた日、ひのはら紅茶の茶畑へ。

黒茶の畑 下から ひのはら紅茶の畑から

見慣れた景色ですが、在来の茶樹に癒されてきました。

黒茶用の下の畑 黒茶の下の畑の茶樹

午前中の収穫の一部。

摘んだ茶葉

午後からは、更なる急斜面を攻めました。

最急斜面の畑したから 最急斜面の畑

心地よい風と、山々に響く鳥の声と、美しい緑。

最急斜面の畑 アップ

収穫した葉は、室内の萎凋槽へ。

最急斜面の茶樹 ひのはら紅茶の萎凋棚 萎凋棚の葉アップ

出来上がりが楽しみです。

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