今月末から友人が、数ヶ月ほど南米に研修に出かけます。南米というと思い出すのが、約3年ほど前に公開された映画「モーターサイクル・ダイアリーズ」。ご覧になりましたか?
かなり前に上映されたので忘れかけている方もいらっしゃるかもしれませんが、この映画は、キューバ革命のヒーロー、チェ・ゲバラの青春時代を綴ったストーリーです。そして劇中に「マテ」を飲むシーンが3回あります。
「マテ」。日本ではあまり馴染みのない名前ですが、お茶、コーヒーと並んで世界3大飲料のひとつと言われる、南米の人々に1000年以上も飲み継がれている歴史あるお茶です。正式名称をジェルバ・マテと言い、ジェルバはスペイン語でハーブを、マテは現地のインディアン語でひょうたんを意味します。つまり直訳すると、ハーブひょうたん。マテはハーブです。
ではなぜ、ハーブひょうたんと言うのでしょうか?それは、マテの飲み方に関係があります。先端が茶こしになっている金属のストロー、ボンビージャを、ひょうたんで作った壷にさして飲むからです。これは南米独特の飲み方で、マテ壷には他に、磁器、プラスティック、ガラス、金属、木、水牛の角などで作った容器もあります。

有名サッカー選手も飲んでいるはずのマテの原産地は、サッカー強国アルゼンチン、ブラジル、パラグアイの3カ国にまたがる世界最大の滝、イグアスの滝の周辺。それ以外の場所では育ちません。そんなマテの魅力は、フラボノイドを多く含み、鉄分、食物繊維も豊富なため、飲むサラダと言われる成分です。内臓に負担をかけず、寝る前に飲んでもあまり心配ないので、異国の地での健康管理におすすめです。
種類は大きく分けて、グリーンマテとローストマテの2つがあります。いずれも飲みやすい味です。

グリーンマテ ローストマテ
もうすぐ南米に行ってしまう友人へ、本場のマテを飲みながら頑張ってね。
2月3日は節分です。節分とは立春の前日のことです。立春を新年とすると、その前日は大晦日にあたりますので、厄よけのために豆まきをします。豆まきは中国から伝わってきました。
また、節分にその年の吉方位を向いて、恵方巻を食べると良いとされています。2009年の吉方位は東北東です。恵方巻の起こりは、戦国時代のエピソードがきっかけのようです。
今年は東北東を向いて、7種類の具が入った恵方巻を食べながら、豆つながりの黒豆茶を頂くことにしました。

黒豆茶の成分であるアントシアニンとイソフラボンが、健康的な生活に導いてくれるでしょう。ご利益がありますように。
1月7日の朝に食べる、7種の野菜が入ったお粥「七草粥」。
昔は「七種粥」と書き、七種の穀類(米、粟、麦、稗、黍、蕎麦、小豆)を混ぜてお粥を炊きました。今は、セリ(芹)、ナズナ(薺)、ゴギョウ(母子草)、ハコベラ(蘩蔞)、スズナ(蕪)、スズシロ(大根)、ホトケノザ(小鬼田平子)です。これら春の七草は、すべてハーブです。邪気を払い、胃腸にやさしく、栄養バランスを整える、とても合理的な朝ご飯です。昔の人は良く考えたものです。
今年は慣例に従って、スーパーで春の七草セットを買い、七草粥を作りました。

芹。

薺&仏座。

御形。

蘩蔞。

蕪。

大根。

無病息災な1年になりますように。
上海のおみやげを頂きました。その名は一葉茶です。

茶葉は、葉を細長く丸めた状態です。独特な匂いがします。長さは8cm前後、幅は2〜3mmあります。黒いです。

飲み方は、葉に熱湯を注ぎ少し待ってから飲みます。


同じ葉で3煎以上飲めます。味に慣れてきたら、葉の量を増やしても良いです。
一葉茶はツバキ科の植物ではないので、お茶ではありません。茶外茶です。またの名を「苦丁茶」と言います。名前の通り苦味があります。モチノキ科やモクセイ科など、いくつかの植物の葉が苦丁茶として製造されています。中国で作られていますが、産地によって味も違うようです。
まさに、良薬は口に苦しのことわざを体現しているお茶です。