伊万里、鍋島焼、大秀窯。鍋島焼は江戸時代から続く工芸品で、その中でも大秀窯にとても惹かれます。テーブルウェアフェスティバルで出会った器です。
水色の透かし彫りのメダカと青い水玉模様が可愛く、一目惚れした、透かしメダカ煎茶碗。愛らしいトーキンググッズにもなります。
大秀窯は、青磁の美しさも知られています。
青磁豆箸置き(左)と青磁雪輪豆皿箸置き(右)。小さくても上品な雰囲気を作ることができます。
白磁と青磁、贅沢にどちらの魅力も味わえる、青磁たまり輪花中鉢。洗練されています。
コーディネートしやすい、白磁花型小鉢。シンプルな輪郭が気に入っています。
コレクションはこれからも増えそうです。
5月14日まで、大倉陶園帝国ホテル店で開催していた「暮らしを彩るポット展」。
滑り込みで、立ち寄らせて頂きました。
左上はホワイトマスターピースシリーズ。右上はブルーローズシリーズ。
左上はマイリトルローズシリーズ。右上はゴールドラインシリーズ。
左上はトワ・エ・モアシリーズ。右上は上段ブルーインペリアルシリーズ、中段金彩のバラシリーズ、下段呉須正倉院シリーズ。
左上は色蒔きシリーズ。右上はブルーローズシリーズ。
左上はエンボスシリーズ。右上は瑠璃片葉金彩シリーズ。
こんなに多くのポットが陳列されることはないそうです。眼福なひとときでした。
ハンドメイドのガラスメーカーsghrは、オンラインで千葉県九十九里町にある工場の見学ができます。
工場外観(左)と屋外に置かれているルツボ(右)。ルツボは背中を丸めたネコの様に見えることから、ネコツボとも言われています。
場内の真ん中に構えている大きな溶解炉。
炉には10本のルツボ(ネコツボ)が入っています。炉の中の温度は1350度。
ガラスの材料のケイ素。砂です。(左)1400度で煮ると液状化します。製品作りの基本となるサオの先のガラスの玉。(右)まず、この玉を作ります。玉の大きさによって、出来上がる製品のサイズが変わります。
型を使用した製造方法には、型にガラスが付かないように作る方法と、型に付けて作る方法があります。どちらの作り方も、サオのガラス玉にガラスを付け、型を使用し息を吹き込みながら、形成していきます。上の写真は型にガラスが付かない製造方法。
型を使わない、熟練の職人による製造方法もあります。濡れた布でガラスを形成し、何度も炉に入れ、仕上げていきます。
仕上がったハート型のフラワーベース。
その後冷ます炉に入れ、2時間半かけてゆっくり冷まして完成です。オンライン工場見学は、sghrホームページから申し込めます。