東京大学大学院理学系研究科付属植物園。別名小石川植物園。
小石川植物園には、アッサムの茶樹があります。
2メートルを超えるアッサムの木。高温多湿の土地では、10メートルを超える大木になります。
近くで葉を見ると、確かに大きいです。
自分の手と比べてみました。10月の終わりの様子なので、花はまだ開いておらず、蕾でした。
園内を歩いていたら、チャノキも見つけました。在来種の小ぶりの茶樹です。花が咲いています。
トウチャ(唐茶)も見つけました。コーロ茶とも呼ばれています。烏龍茶や紅茶向きの品種です。禅宗寺院の前庭に植えられている茶の木は、このトウチャだそうです。花はまだ咲いていませんでした。
トウチャ(左)とチャノキ(右)の比較。葉の大きさの違いがよくわかります。
スポーツに飲み物は欠かせないという視点から、国産飲料のカフェを展開するべくオープンした、すすむ屋茶店DESCENTE TOKYO Shibuya Meiji,stへ。カウンター3席のお店で、DESCENTEの店内にスペースがあります。
季節によってもメニューが変わり、レジ横の試験管にサンプルの茶葉が入っています。オーダーすると目の前で、常滑焼のオリジナル急須でお茶を淹れてもらえます。贅沢に、一煎のみの提供です。
この日はDESCENTEブレンドと、急須が描かれたパッケージがかわいいHITOKUCHIYOKANを注文しました。
とろみのある濃厚なうま味と甘味のお茶は、羊羹の甘さに負けず、良いペアリングに。
カウンターの後ろには、オリジナルの茶具とリーフが並んでいます。
昨日11月1日は紅茶の日でした。紅茶と言えば、紅茶つながりで、アフタヌーンティーのスマホケースを見つけました。
庭で、紅茶とドライフルーツの入った茶色のプラムケーキを囲む3人の女性。ヴィクトリア時代のイギリスの絵本作家であり挿絵画家、ケイト・グリーナウェイが描いた「ティーパーティ」のスマホケースです。
手帳タイプなので、絵が途中で切れてしまうのが難点ですが、スマホケースでも紅茶を楽しめます。モリススタイルの黒い椅子、シノワズリの青い陶磁器、背景のひまわりが耽美主義を漂わせています。
以前、こちらのブログでもご紹介したケイト・グリーナウェイの本。
デザインの問題で、スマホケースには反転させて印刷されているようですが、同じ絵が掲載されています。