ゴールデンチップス シルバーチップス 〜 Tea for You! 2007年7月掲載 〜
紅茶をいれるとき、そのリーフの中に、他とはちょっと違う色の茶葉を見つける事はないですか?
色の異なる茶葉の正体、それはチップです。チップが多く含まれている紅茶は、良い品質のお茶です。ではチップとは一体何でしょう?
紅茶は一芯二葉摘みで、葉の芯芽と上から2枚の葉を手摘みして作ります。チップはまだ開かない葉の芯芽の部分を指し、紅茶液で染め、金色に光ったものをゴールデンチップ、芯芽を自然乾燥させたものをシルバーチップと言います。
そしてこのゴールデンチップだけを集めたものをゴールデンチップスと言い、シルバーチップだけを集めたものをシルバーチップスと言います。どちらも生産量が限られているので、市場で手に入れる事は難しい、希少価値のある紅茶です。
これがゴールデンチップスです。葉の大きさが3cm以上のものもあります。
これがシルバーチップスです。ゴールデンチップスと同様、茶葉が3cm以上あるものもあります。
せっかくなので、ゴールデンチップスとシルバチップスを比べてみましょう。
違いがおわかり頂けたでしょうか?
もしスリランカに行く機会があれば、ゴールデンチップスやシルバーチップスを探してみてはいかがでしょうか?珍しい紅茶を探し歩くのも、なかなか楽しいものです。