いつもお茶の時間!

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2016/12/19??

碁石茶、石鎚黒茶を訪ねて 〜四国紀行・その参〜

2日目のハイライトは、石鎚黒茶ただ1人の伝承者、曽我部正喜様にお会いすることでした。石鎚黒茶は、愛媛県石鎚山で生産されていた後発酵茶です。曽我部さんがご高齢のため生産を止め、山を降りられてからは、東京の檜原村で製造実験が行われています。当日は体調が優れないようでお会いすることはできませんでしたが、曽我部さんが以前お住まいだった、石鎚山のふもとまで行くことはできました。

石鎚山旧曽我部邸に向かう山道

この道の奥、徒歩30分の場所に、旧曽我部邸があります。

石鎚山旧曽我部邸ふもとの橋 石鎚山 諏訪神社

ふもとには目印のように、橋と諏訪神社があります。曽我部さんは山を降りるとき、この神社に寄進されたようです。

鳥居をくぐると神社 奥に諏訪神社

鳥居をくぐって(左の写真)橋を渡ると(右の写真)、

諏訪神社の社とオーブ 諏訪神社の橋の上から

社が見えてきます(左の写真)。右の写真は、橋の上からの川の眺め。

あいにくの雨模様でしたが、清々しい山の空気に癒されました。

石鎚(檜原)黒茶と天狗黒茶 天狗黒茶を注ぐ 石鎚(檜原)黒茶を注ぐ

山からホテルへ戻り、石鎚黒茶の製造技術を引き継いだ、愛媛県で作られている天狗黒茶と、夏に私たちが作った石鎚(檜原)黒茶の飲み比べをしました。左の写真は、奥の天狗黒茶と手前の石鎚(檜原)黒茶をやかんで煮出しているところ。真ん中の写真は、煮出した天狗黒茶をカップに注いでいます。右の写真は、石鎚(檜原)黒茶をカップに注いでいます。

天狗黒茶と石鎚(檜原)黒茶の試飲

左が天狗黒茶、右が石鎚(檜原)黒茶。比べてみると一目瞭然。尚、天狗黒茶は茶を枝ごと刈り取って蒸します。自分たちが作ったからなのか、石鎚(檜原)黒茶はより一層おいしく感じました。機会があれば、また四国を訪問したいです。

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