丸子にて
今年も、丸子紅茶製造体験会に行ってきました。
前日に村松さんご夫妻が摘んで下さって、萎凋した茶葉。甘い香りがします。癒されます。
萎凋した茶葉を揉捻機に投入している私。雨なので、揉捻時間は85分と82分。
昭和28年製の揉捻機。
もう一台の揉捻機。2台稼働してます。こちらの方が回転数が多いそうです。
揉捻後の茶葉。湿っています。
次は醗酵機の中へ。醗酵機の中の様子は、下部の温水をパイプで循環させます。上部のファンは端にあります。
醗酵時間は67分。醗酵温度は33度。醗酵室内の茶葉の温度は28度。
醗酵後は乾燥機へ。60度でスタートして66度へ。70度になると白ズレ(表面だけ乾燥)します。乾燥時間は100分。
出来上がった紅富貴(べにふうき)。名前の由来は「富」士山のように「貴」高い「紅」茶の意味だそうです。
ストレートの後、砂糖入りミルクティーで頂きました。砂糖入りはコクが出て、美味しく仕上がりました。
べにふうきの後は、やぶきたでも作りました。
ストレート向きの香味でした。出来立ての紅茶を、その土地の水で淹れて味わう贅沢。一度経験すると止められません。
お天気で製造時間が変わり、出来上がりの状態も変わると、五感で感じた貴重な一日でした。紅茶づくりの後は、雨も上がり、周辺の茶畑も散策しました。村松さん、時枝さん、Iさん、今回もありがとうございました。また伺います!