いつもお茶の時間!

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2017/08/21更新

徳島・阿波晩茶を訪ねて vol.3

翌朝の漬け込んだ樽。シュロの葉の間に白い泡が出ています。一晩で酵母が発酵している証拠です。樽の中は40度以下で、微生物が生育しやすい環境です。空気中の乳酸菌が入って行きます。

漬けた翌日の朝、泡が出て来た樽

碁石茶と同じで、重石と蓋が持ち上がり、そして少しずつ下がるそうです。透け込み期間は2週間から3週間です。

漬け込んだ茶を取り出す機械

漬け込んだ茶を取り出すときは、写真の道具を使うそうです。茶葉を傷つけないように先が丸くなっている、生産家の手で作ったオリジナルの機械だそうです。この日は朝7時に、別の生産家のビニールハウスを見学させて頂きました。

寒冷紗に包まれた阿波晩茶 夜間、寒冷紗に包んでいた茶を早朝開封する 乾燥中の阿波晩茶

桶出しした阿波晩茶を乾燥させるビニールハウスは、側面に開閉できる窓があります。天候によって調節します。そして早朝になると、夜間に茶葉を包んでいた防霜シートを、順次開封していき、熊手で茶葉を広げます。夜は再び、茶葉をシートに包みます。天気が良ければ3日間乾燥させて出来上がりです。茶を茹で、扱き、乾燥しているときの香りは、環境省が選定する「かおり風景100選」になっています。

乾燥中の阿波晩茶アップ 阿波晩茶の茎茶 ビニールハウスの床

左は乾燥中の阿波晩茶。真ん中は茎茶。入手困難な茎茶を頂けたので、帰宅後、阿波晩茶と同じように煮出して飲みました。感想はvol.4に書きます。右はビニールハウスの床。コンクリートの上に段ボールを敷き、筵、寒冷紗、防霜シートと重ねます。

レンガの釜 オート揉捻機 並んでいる大きな樽

ここの生産家は、レンガの釜(左)、オリジナルのオート揉捻機(真ん中)を使用していました。7月上旬から漬け込んでいる樽(右)も並んでいます。製造体験時より大きな樽で、杵でつくのではなく、本来の作り方である、人間が長靴を履いて茶葉を踏む方法で製造しています。

vol.4に続きます。

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