いつもお茶の時間!

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2019/06/17??

ぼてぼて茶

島根に行って来ました。

塩見茶屋

島根と言えば、ぼてぼて茶。ぼてぼて茶が体験できる塩見茶屋さんへ。

ぼてぼて茶

ぼてぼて茶は、塩をつけた専用の茶筅で番茶を泡立て、数種類の具を入れて頂く振り茶です。江戸時代に生まれた食文化で、一説によると、鷹狩り好きの不昧公(松江藩7代目藩主、松平治郷)が、鷹狩りで小腹が空いた時食べたとされています。現地の言葉で箸間(はしま)と言い、おやつの意味だそうです。

7種名前入 ぼてぼて

このお店の具は7種類です。季節によって異なります。野焼はかまぼこのような特産品です。

茶筅であわ立てているところ

上は、煮出した茶花入りの番茶を、塩をつけた茶筅で泡立てているところ。茶花がないと泡立ちません。泡立てる時の音から、ぼてぼて茶と名付けられたそうです。

ぼてぼて 

泡立ったら具を入れてなじませ、出来上がり。お碗を片手で回して豪快に飲み、底に残った具は黒文字で掻き出します。

ぼてぼて茶 一式

昔は茶の木が各家に植えられていて、その茶を摘んで番茶にし、家にある残り物を具にして食べていたそうです。番茶の作り方は、蒸熱(蒸す)→粗揉(温風で撹拌し水分を飛ばす)→揉捻(揉む)→中揉(再び揉み、葉を細かくする)→精揉(形を針状にし乾かす)→乾燥(乾燥させる)→焙煎(炒る)。黒豆が効いていて食べやすかったです。

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