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2019/08/12??

ひのはら(石鎚)黒茶製造実験2019 Part.1

2019年も、檜原村での黒茶製造実験に参加させて頂きました。

カビ付後、桶漬中

3回の実験日のうち、今年も2回目と3回目の参加となりました。上は1回目の実験日、6月22日から2週間カビ付けした桶(好気醗酵中)です。

白カビ繁殖中 1回目の桶出し

雨だったので、この日は室内で作業しました。作業工程は、桶出し → 揉捻 → 桶漬け(嫌気醗酵)です。1個目の桶は白カビが繁殖しています。白いカビは、リゾムコールバリアビリス(Rhizomucor variabilis)です。

揉捻中

桶から茶葉を出したら、揉捻します。揉捻の仕方は、両手に取った茶葉を前後に100回、ビニールシートの上で転がします。

桶漬 嫌気醗酵へ

揉捻後、桶に葉を戻し、上から手で押して漬け込みます。

ミョウガの葉 ミョウガの葉を敷いたところ

しっかり漬け込んだら、葉の上にミョウガの葉を敷きます。

重石1 重石2

ミョウガの葉の上に重石を乗せます。その後蓋をします。

2個目の桶 黒カビ発生中

2個目の桶を開けると、黒カビが発生していました。手が真っ黒に。黒カビはソゾプスの可能性あり。こちらの樽は、初日に生葉を蒸す時に蒸し器を焦がしてしまったそうで、顕著にその影響が出ています。

下の方は白カビ

上の方の黒いカビを取り除くと、下の方から白カビが出てきました。今年は2個ともプラスチック桶を使用し、同じ条件で漬け込んだはずが、蒸し器の焦げの影響が出ました。

2個目は漬物用容器へ 2個目の桶は漬物容器

2個目の桶の茶葉は、漬物用の容器に漬け込みました。

嫌気醗酵中

日光を避けた涼しい場所で、1ヶ月漬け込み嫌気醗酵させます。Part.2に続きます。

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