焙じ茶のかき氷 at 櫻井焙茶研究所
久しぶりに足を運んだ櫻井焙茶研究所。
目的は夏季限定メニュー、焙じ茶のかき氷を食すこと。
席に通され、相変わらずのフォトジェニックな店内に心地良さを感じます。
まず、玉露と深蒸し煎茶をブレンドした茶葉を8時間水出しした冷茶が、サーブされます。グラスに注がれた冷茶の色、香り、程よい甘みとうま味に、いぶりがっこと高菜の漬物がマッチしています。
続いてメインの焙じ茶のかき氷が運ばれてきます。自家焙煎の焙じ茶、ふじかおりを使い、玄米をトッピングしたかき氷です。舌の上で溶ける氷と玄米の歯ごたえの対比が面白いです。半分食べてから、赤紫蘇のシロップをかけ、2パターンの味を楽しみます。シロップは山椒と赤紫蘇から選べます。
締めは碾茶の茎焙じ茶。(左の写真)釜から柄杓で湯を掬い、急須に注ぎます。
目の前で急須から湯のみに注いでもらいます。右の写真は甘い香りがする1煎めです。
途中、釜に湯を足す場面も見られました。右の写真は2煎めです。冷たいものを飲んだり食べたりした後、暖かいお茶で〆るバランスは、量もメニューも、身体と心に気持ちの良い加減です。