ひのはら(石鎚)黒茶製造実験2020.Part.1
2020年も、檜原村での黒茶製造実験に参加させて頂きました。
今年は1日目の茶摘み、蒸煮、カビ付けからの参加です。左は黒茶用の茶畑。右は茶畑から見える景色です。着いた時は雨が降っていましたが、茶摘みを始める頃、雨は止みました。
黒茶は茶葉をしごき摘みします。摘み終わった茶樹は、右のように枝だけになります。摘んだ生葉は約10kgです。
薪で釜戸の火を燃やして釜の湯を沸かし、
3段の蒸籠を蒸します。追加用のお湯は、コンロで沸かして準備しておきます。
左は蒸す前の茶葉。右は20分間蒸した茶葉です。
8回に分けて蒸し終えた茶葉は、ビニールシートに広げて冷ました後、石鎚黒茶の菌を培養したカビを希釈し散布します。
その後、撹拌した茶葉を樽にふんわり入れます。入りきらなかった茶葉は、ビニール袋に入れました。実験として、カビ付けしていない茶葉も小さなプラスチックケースにセットしました。そして陽の当たらない場所に、2週間置きます。
Part.2に続きます。