ひのはら黒茶製造実験2022. part3.
今年は天気の関係で、5週間後に嫌気発酵の樽を開けました。
樽の蓋を取り、重石、中蓋を取り、
茗荷の葉、上部の葉を取り除き、
ブルーシートに茶葉を出します。強い酸味の香りがします。
ブルーシートと簾の上に、固まった茶葉を1枚1枚剥がして並べます。
8時30分から始めた天日干しは、表裏を返し、13時に終了。左は並べ始め。右は終了間際。
出来上がった黒茶は、帰宅後試飲しました。500mlの熱湯に2gの茶葉を入れ、1分煮出し、茶葉を取り出して約30分置きました。檜原の常在菌で作った黒茶。酸味の香りは強いですが、味はそれほどでもなく、出汁のような後味が残り、お茶漬けにして食べたいと思いました。この常在菌が愛媛の石鎚黒茶の菌(リゾムコールバリアビリス Rhizomucor variabilis)と同じものなのか、解析の結果を待ちたいと思います。