大黒屋光太夫をめぐる旅 〜 大黒屋光太夫記念館とその周辺
鎖国をしていた江戸時代、ロシアや西洋文化に触れた大黒屋光太夫を後世に伝えるべく、2005年に開館した大黒屋光太夫記念館。光太夫の故郷、鈴鹿市にあります。
記念館の前に立つ光太夫の像。
記念館全景(左)と館内入口にある光太夫漂流順路図(右)。展示されている北槎聞略附図などから、光太夫が紅茶を飲んでいたことがわかります。
記念館そばの若松公民館に建立された、3代目開国曙光の石碑。徳川家達公爵の文字と新村出文学博士の文章が刻まれています。
昭和9年の室戸台風で壊れた初代開国曙光の碑は、上の部分だけ、記念館前に遺されています。
記念館の向い、鈴鹿市立若松小学校校庭に設けられた、光太夫坐像。学者達の前でロシア語を書いている光太夫の姿です。
伊勢若松駅前の光太夫の像。
没後約200年経った今も、ふるさとの若松を見守っています。