いつもお茶の時間!

?????????

2023/06/19??

愛のヴィクトリアン・ジュエリー展

大倉集古館で開催している、愛のヴィクトリアン・ジュエリー展。

ヴィクトリア女王のミニアチュールペンダント

1837年から1901年まで、ヴィクトリア女王がイギリスを統治していた時代、ジュエリーも進化して行きました。上の写真は、女王が8人の女官にプレゼントした、ミニアチュールペンダントトップ。ジョージ4世から譲り受けたダイヤモンドのティアラ、イヤリング、ペンダントを身につけたヴィクトリア女王を、ダイヤモンドで囲っています。

ジョージ4世のデスクシール

興味深く拝見した、ジョージ4世の皇太子時代のデスクシール(印章)。ゴールドとシトリンで作られています。左下は英国王の、真ん中下はコーンウォール公の、右下はプリンス・オブ・ウェールズの紋章が刻まれた、3面のデスクシールです。

ヴィクトリア女王のシール ヴィクトリア女王のシール2

こちらはヴィクトリア女王のシール。ゴールド、アゲート、カーネリアンで作られています。黒人女性の胸像が施され、当時の首相ベンジャミン・ディズレイリ、インド担当大臣ソールズベリ、外相ダービーのカメオで取り囲んでいます。カーネリアンのインタリオには、ヴィクトリア女王の紋章があります。

イギリスのティーセット

ティーテーブルセッティングも展示されていました。19世紀半ばの貴族社会では、ヴィクトリアンティーと言われるオフィシャルな茶会へ発展し、磨かれた銀器やイギリス製陶磁器をテーブルに乗せたティータイムが、どれほど開かれたことでしょう。ヴィクトリアンティーとは、1、ティーは正しくいれること。2、お茶請けは豪華であること。3、優雅でセンスの良いテーブルセッティングをすること。

愛のヴィクトリアン・ジュエリー 大倉集古館jpg

6月25日まで。

カテゴリー: ブログ — タグ: 12:00 AM ??