世界中のショコラティエのチョコレートが集まるチョコレートの祭典、SALON DU CHOCOLAT。オンラインで購入したチョコレート2つ目は、W・Bolero(ドゥブルベ・ボレロ)のボンボンショコラ テ・ユイット。
W・Bolero(ドゥブルベ・ボレロ)は日本のショコラトリー。ショコラティエは渡辺雄二氏です。
箱の中にはお茶のショコラが8種類入っています。
左はハイビスカスティーを使ったイビスクス・ミルティーユ。右は白豪銀針。
左は金駿眉フィグ。右はアールグレーメロン。
左はジャスミンティーを使用したジャスマン・ドランジュ。右はキーマン・ローズ。
左はほうじ茶ラベンダー。右は四季春ココ。
香り、食感、酸味、甘味など、日本のお茶だけにとどまらない、バリエーション豊かなお茶のショコラが面白いです。
和紅茶専門店くれはの岡本さんが手がけたシロップ、和のチャイ。
ベースの和紅茶だけではなく、材料の甘味料もハーブもすべて国産です。
原材料はきび砂糖、黒糖、有機生姜、陳皮、肉桂葉、山椒、クロモジ、ほうじ茶、紅茶。
季節柄、アイスで頂きました。適度な甘さと適度なスパイシーさが飲みやすいです。その時々で、炭酸水で割ったり、熱湯やミルクを加えてどうぞ。
11月7日から10日までグランシップで開催された、3年に一度の世界お茶祭り。
今年は、武田善行先生が議長をなさった世界緑茶会議で、世界に於ける緑茶の最新流通情報などを学び、
スチュワード麻子さんの講座で、英国の紅茶文化の新たな気づきを得、
畑中英二先生の講座で、江戸、明治時代の日本人の頭の良さとお茶のポジションを認識しました。
イベントタイトルに世界と名が付くだけに、世界中からお茶が集まっており、上はミャンマーのお茶です。左はオームの葉を加えた糯米(もちごめ)茶。急須にリーフを入れてお湯を注ぎ、湯飲みに注ぎます。味は、緑茶のイメージとは違いました。右はラペイエ。エバミルク、練乳、砂糖入りミルクティーです。添えてある揚げパンは、ミルクティーに付けて食べます。味は、お茶祭り仕様のせいか、パンもミルクティーも甘くなかったです。
ブラジルのお茶は、マテ茶(シマハン)でした。右の写真の左のカップはローストマテのティーバッグ。右のカップはグリーンマテのリーフティー。それぞれ焙じ茶と煎茶に似た味です。
左上の写真がグリーンマテのリーフ。右上はマテを飲むひょうたんの容器とストローです。ブース担当者の話だと、1892年にブラジルに移民した日本人は、移住の地に抹茶をもたらしたそうです。
ペルーのお茶はキャッツクローティー。ハーブです。真ん中の写真の左に写っている、ビニール袋入りの猫の爪のような棘のある樹皮です。その隣に甘いクッキー、アルファホレスが積まれています。ココナッツと粉砂糖がまぶしてある、キャラメル味のコンデンスミルクを使った南米のお菓子です。アルファホレス、美味しいです。
タイのお茶も飲みました。右上はパンダンティー。パンダンはタイ料理に使われるハーブです。
左はタイの緑茶。着色してるお茶です。真ん中は緑茶にミルクと砂糖を入れたタイ風の飲み方。抹茶ミルクのような色です。右はミルクと砂糖を入れたタイティー。タイでも紅茶を作っています。でもタイティーは紅茶ではありません。おそらくハーブ一種だと思われます。
次回開催は2022年。お茶の世界はどのような展開になっているでしょう。