ダージリンの茶園を巡る旅の後半は、ダージリンの街から西へ約10km、標高約1500m、面積約256ha(総面積388ha)のリシーハット茶園へ向かいました。下の写真は茶園からの眺めです。

リシーハットは現地の言葉で、穏やかな場所、聖なる場所、穏やかで平和な場所を意味します。サングマ、プッタボンなどのダージリンの茶園の他、インド国内の各地にも多くの茶園を持つJAY SHREE TEAが、1995年から経営しており、BIO(ビオ・バイオオーガニックの意)茶を生産しています。ISO、HAACCP、NPOP、POP、JAS、フェアトレードの認証も得ています。

敷地内にはシヴァ神とガウリ神のお寺(上の写真)もありました。

工場見学の後、茶畑も見学させて頂きました。

かなりの傾斜地ですが、摘み手の女性たちは重いカゴを背負いながら普通に歩いています。お茶だけではなく、観賞用の植物やフルーツ、スパイス等も生産販売し、従業員達の収入源を増やしています。

上は工場の入口。下は茶園への道の途中にある、WE LOVE RISHEEHAT の撮影スポット。

ダージリン・ヒマラヤ鉄道の駅にも、同じような撮影スポットがあります。

スーム茶園から北東へ約9km、同じChamongグループのシュリードワルカ茶園があります。

傾斜は20〜25度。茶摘みの様子です。

背負うカゴには摘んだばかりの茶葉が入っています。


オーガニックの茶園からは山が望めます。(左の写真)茶葉の上にバッタがいます。(右の写真)

標高1800mからなるのガーデンに点在するシェイドツリー。

多くの品種があるマメ科の植物で、平均樹高約40mにもなるアルビジア。和名はネムノキです。
ダージリンの茶園を巡る旅は、ダージリンの街から北西に約8km、向かい側に山が見える見晴らしの良いSOOM(スーム)茶園へと続きます。

スームはシッキムの言語であるレプチャ語で三角形を意味し、他の茶園に囲まれた名前の通りの三角形をした茶園です。スームを含む13の茶園をダージリンに持つダージリン生産最大手のChamongグループが、2001年から経営しています。

紅茶の製造工程の順番通り、工場内の見学は2階の萎凋槽から始まりました。2階の窓は開けるスペースが細かく調整できるようになっています。(左から2番目)その後は1階へ移動し、揉捻機(右から2番目)、篩い分け機(右)と進みます。揉捻機はインドのSUPER TWIST社製です。

発酵中の発酵棚(左)から乾燥機(右から2番目)へと続き、

乾燥後は茶葉を冷ましてから手作業で茎などを取り除きます(左)。真ん中は7種にグレーディングされた茶葉。稼働していなかった色彩別選別機(右)の前を通り過ぎ、

SOLTING ROOMへ。茶葉をパッケージする機械(左)とパッケージされた袋の山(真ん中)。右は工場入口に提示されているPROCESS FLOW DIAGRAMです。

工場見学後、テイスティングさせて頂きました。テイスティングルームの窓は、雨と光に対応する為、斜めに付いています。
