アンパンマンの勇気
NHKの連続テレビ小説「あんぱん」が、9月26日(金)に最終回を迎えました。

やなせたかしさんと言えば、ある小学校の食育授業で、担当の先生から教科書のコピーを頂きました。小学5年生の国語の教科書に掲載されている、やなせたかしさんの伝記、アンパンマンの勇気です。その中に、注目すべき文章がありましたので、アップします。

戦争がはげしくなるにつれて食料が不足し、食事は朝と晩の2回だけになった。それも、米がほんの少ししか入っていない、うすいおかゆである。たかしたちわかい兵隊は、空腹にたえられず、道ばたに生えている雑草をゆでて食べた。タンポポも食べたし、上官が飲んだお茶の茶がらも食べた。どんなにまずいものでも、うえる苦しさよりはましだった。

放送でも、タンポポや雑草、ゆでたまごを殻ごと食べていましたね。
食育授業では、実習で茶殻を食べることが多いのですが、まさに、戦争中も食べていたことがわかります。実習ではポン酢をかけて食べますが、調味料がなく、茶殻をそのまま食べていた戦時下は、とても苦かったと思います。


















