キルスティン・ダンスト主演の「マリー・アントワネット」、ご覧になりましたか?
キルスティン・ダンストは、スパイダーマンのヒロイン役を演じた女優、と言えばおわかり頂けるでしょうか?私は遅らばせながら、DVDで観ました。
美味しそうなスイーツ、キュートなドレスや靴が随所に散りばめられたこの作品の中で、ひときわ印象に残った場面があります。それは、マリー・アントワネットが兄であるオーストリア皇帝ヨーゼフ2世と、二人水入らずでお茶を飲むシーンです。(お茶の仕事をしている性分ですね。)
マリーは中国皇帝から贈られたものだと言って、お茶の入った茶碗に自らお湯をさします。このお茶は、ジャスミンの花で香りをつけた緑茶を、職人が糸でくくり、お湯を注ぐと中から花が出てくるように細工した「工芸茶」です。
どんぐりのような茶葉
お湯を注ぐと紅い花が出てくる
横からだとこんな感じ
工芸茶は、ベースのお茶が紅茶のもの、花の香りをつけていない緑茶だけのもの、出てくるお花が複数のものなど、種類もたくさんあります。見て楽しむお茶なので、ウェルカムティーやアニバーサリーの演出に加えてみてはいかがでしょう?
マリー・アントワネットの気持ちがわかるかもしれません。