いつもお茶の時間!

いつもお茶の時間!

2018/07/30更新

屋久島・八万寿茶園を訪ねて

ロケット発射を翌日(台風接近で翌々日に変更)に控えた種子島から、

高速船のりばの種子島の看板 ロケット打ち上げのお知らせ

高速船で屋久島へ渡り、

高速船

空港近くに店舗と工場を構える八万寿茶園に伺いました。製造から小売りまで営むお茶屋さんです。そして和紅茶のイベントを一緒に開催させて頂いた、お茶仲間です。

八万寿茶園看板2 八万寿園

有機栽培で育てる7品種(くりたわせ、ゆたかみどり、かなやみどり、さえみどり、めいりょく、あさつゆ、やぶきた)の茶畑の広さは6ヘクタール。1番茶から4番茶まで採れ、3月末から茶摘みが始まります。

やぶきたの茶畑 八万寿園 あさつゆの茶畑 八万寿園

草取りに力を入れていて、草取りも害虫も人力で駆除するそうです。その成果がどの畑にも現れていて、きれいな畑でした。

かなやみどり?八万寿園 かなやみどり?のアップ八万寿園

杉林を開拓して約30年経つ畑は、改植しておらず、防霜ファンはなくスプリンクラーがあります。

八万寿の茶畑のスプリンクラー スプリンクラー2

2番茶以降は紅茶を製造したり、ドリンクの材料として、静岡を経て台湾に輸出されるそうです。台湾では農薬の規制が厳しく、有機のお茶は大切な存在だそうです。HPにも表記されていますが、八万寿茶園は有機JAS、アジアGAPを取得しています。

かみなりが落ちた杉の木 クワズイモ 八万寿茶園の茶畑そば 八万寿の茶畑のそばのみつば

周辺は自然が溢れています。左から雷が落ちた杉の木、真ん中はトトロがさしていた傘、クワズイモ、右は自生の三つ葉。

茶畑の後ろにそびえる愛子岳が見られなかったので、次回の宿題にしたいと思います。八万寿茶園のみなさま、雨の中でのガイド、ありがとうございました。

カテゴリー: ブログ — タグ: , , 12:00 AM 更新

2018/07/23更新

種子島・松寿園を訪ねて 2

種子島は、日本の茶の相場を決める重要な茶産地です。種子島でも茶畑を視察させて頂きました。

種子島茶生産組合 農事組合法人種子島茶生産組合

種子島の茶生産家は5〜6軒いて、東海岸も西海岸も茶の生産をしています。上は種子島茶生産組合の建物。島内の工場数は、個人7、法人2、農協1、合計10カ所あります。

みねゆたかの表示 みねゆたかの茶畑

柱に品種と面積の表示があるのは、種子島の茶畑の特徴。「みねゆたか」は種子島だけの品種です。霧の向こうは、晴れた日に太平洋が見えるそうです。標高は213mです。

蜘蛛の巣

蜘蛛の巣が多いのは農薬が少ない証拠。案内をして下さった生産家、松寿園の松下栄市さんの畑は、2番茶まで農薬をかけないそうです。

松寿の茶畑

こちらも種子島だけの品種「松寿」の茶畑。松寿は松下さんが育種した品種です。早生種なので、ここは遅めの畑です。

さえみどりの茶畑 さえみどり 種子島

こちらはさえみどりの茶畑。霧の先には、晴れた日に東シナ海が見えるそうです。

しきぐさ 種子島の茶畑 畑のそばに生える周囲の草

上の写真は畝にある敷き草。雑草防止と雨で土が流れないようにする為、刈った草を敷きます。右の写真のような周囲に生えている草を使います。

番屋峰公民館 茶の実のオブジェ 茶業記念の碑

番屋峰公民館(左写真)前にある茶の実のオブジェ(真ん中の写真)と茶業記念碑(右の写真)。番屋峰は島の高台にあり、茶業の先進地です。明治42年、静岡から移住してきた松下助七氏、栗田茂三郎氏、松下清作氏が開拓し、製茶業を始めたことが種子島のお茶の始まりです。その功績を讃えています。因に早生種である「くりたわせ」は、栗田氏の2代目、栗田誠一氏が育種した品種です。

種子島郷土料理と松寿の玉露出し

最後に、松下さんの奥様が作って下さった、種子島の郷土菓子も頂きました。つのまき、かるかん、緑茶入りと生姜入りの黒糖、砂糖漬けのドライの生姜。お茶は松寿の玉露出し(種子島の超軟水での水出し)。心のこもったおもてなしに、気候も人柄も暖かい種子島らしさを感じました。松下さん、奥様、ありがとうございました。

カテゴリー: ブログ — タグ: , , 12:00 AM 更新

2018/07/09更新

鹿児島・西垂水茶園を訪ねて 2

鹿児島に来たら、茶関係者には外せない茶市場(ちゃぴおん)。

鹿児島茶流通センター 建物 かごしま茶流通センター

今回ちゃぴおんは、時間の関係で外から見学させて頂きました。

ちゃぴおん 茶市場入札時間 出荷 ちゃぴおん

左は入札時間が掲示されている壁です。右は取引された茶が運ばれて行く様子です。

JAかごしま茶業建物 JAかごしま茶業

その後、JAかごしま茶業の製茶工場へ移動しました。

オートメーション化された製茶工場jpg 統括制御版 製茶工場

鹿児島はちゃぴおんも製茶工場もオートメーション化されています。上の写真は、コンピューターによる管理室。

目視によるチェック 製茶工場 仕上げ茶出荷

オートメーションで仕上がった茶の最終チェックは、マンパワーによる目視(左の写真)です。品質管理の徹底がなされています。右は、出荷を待つお茶です。

西垂水茶業有限会社

次に訪れた西垂水は、お茶だけで生計を立てている集落です。西垂水茶業有限会社は、東京ドーム15ヶ分の広さの共同茶園を管理しています。70戸の茶農家があり、栽培は個人で行いますが、製造は団体で行います。また消毒は個人で行いますが、施肥は団体で行うそうです。

新芽の出開き度が掲示されている壁 2 壁に掲示されている芽の出開き度

上の写真は、各年の新芽の実物とコピーが入れてある額。品種ごと、日にちごとに新芽が並べてあります。

出開き度の額の中身 品種別の茶樹 西垂水

左は額に入っている新芽の実物(下)と摘採時のコピー(上)。右は品種別の茶樹の摘採時のコピー(左)と実物(右)。時間が経つと芽が変色し縮むので、コピーするそうです。

個人の畑の形、面積、摘み取った高さなどもミリ単位で記録してあり、畑の面積や生葉や肥料の量などで割り、平等になるよう振り分けて利益を支払うシステムだそうです。個の力を尊重しつつ団体としても協力し合うスタイルに、共感を覚えました。

べにふうき 薩摩英国館

紅茶好きは要チェックの紅茶専門店、薩摩英国館にも寄らせて頂きました。上の写真は、枕崎試験場からもらってきたべにふうきです。お店の前に植えられています。

薩摩英国館2018

赤いロンドンバスと緑の茶樹。コントラストがお洒落です。

夢ふうき1st

看板商品はイギリスThe Great Taste Awards 金賞受賞の、和紅茶夢ふうきです。オンラインショップでも購入できます。

カテゴリー: ブログ — タグ: , , 12:00 AM 更新
« これよりも新しい投稿を表示これよりも前の投稿を表示 »