ダージリンの茶園を巡る旅は、ダージリンの街から北西に約8km、向かい側に山が見える見晴らしの良いSOOM(スーム)茶園へと続きます。

スームはシッキムの言語であるレプチャ語で三角形を意味し、他の茶園に囲まれた名前の通りの三角形をした茶園です。スームを含む13の茶園をダージリンに持つダージリン生産最大手のChamongグループが、2001年から経営しています。

紅茶の製造工程の順番通り、工場内の見学は2階の萎凋槽から始まりました。2階の窓は開けるスペースが細かく調整できるようになっています。(左から2番目)その後は1階へ移動し、揉捻機(右から2番目)、篩い分け機(右)と進みます。揉捻機はインドのSUPER TWIST社製です。

発酵中の発酵棚(左)から乾燥機(右から2番目)へと続き、

乾燥後は茶葉を冷ましてから手作業で茎などを取り除きます(左)。真ん中は7種にグレーディングされた茶葉。稼働していなかった色彩別選別機(右)の前を通り過ぎ、

SOLTING ROOMへ。茶葉をパッケージする機械(左)とパッケージされた袋の山(真ん中)。右は工場入口に提示されているPROCESS FLOW DIAGRAMです。

工場見学後、テイスティングさせて頂きました。テイスティングルームの窓は、雨と光に対応する為、斜めに付いています。

キャッスルトン茶園から北へ10km。

車を走らせていると、茶畑と茶摘みが目に飛び込んできました。

キャッスルトン茶園と同じGoodrickグループ経営のマーガレットホープ茶園です。

仕事を終えたプラッカーが背負う籠には、茶葉がたくさん入っています。右の写真は道路脇にある線路。

遅めのランチを取るために、茶畑の上に作られた、Margaret’s Deck Tea Loungeに寄らせて頂きました。

茶園の風を感じながら、パスタやサンドイッチと紅茶、シッキムのファーストフラッシュとマーガレットホープのセカンドフラッシュを頂きました。

ティーラウンジの壁には、世界遺産ダージリン・ヒマラヤ鉄道の説明書や写真が提示されていました。上の写真の線路を使い、今でもダージリン・ヒマラヤ鉄道が走っています。
マカイバリ茶園から約5.5km。標高1500m前後、面積約445ha。

世界的に有名でクオリティーも高く、オークションでは高値で取引される、キャッスルトン茶園があります。茶園の近くに城のような建物があったことから、キャッスルトンと呼ばれるようになりました。

1885年に植樹され、樹齢は100年以上。上の写真は受賞した数々の賞。1984年に経営を引き継いだGoodrickeグループは、イギリスのカメリア社のグループ会社で、ダージリン、アッサム、ドアーズに27の茶園を所有する大企業です。

工場内は撮影不可で、スケジュールの都合で茶園も見学できなかったのですが、プロセスフローチャート(左の写真)は見せて頂けました。右はビジターポリシーです。

テイスティングさせて頂いた8種類の紅茶はどれも品質が良く、中でもファーストフラッシュが気に入りました。

ISO、HACCP、FSSC、レインフォレスト・アライアンス、フェアトレードの認証も得ており、まさにTOP OF THE WORLDのタイトルの通りの茶園です。