２０１８年は、３回行われる石鎚（檜原）黒茶製造実験の２回目と３回目に参加させて頂きました。
２回目は９月上旬に檜原村を訪れましたが、秋の気配が色々なところに見られました。
コスモス、ミョウガの葉。
赤しそ、ムラサキシキブ。
この日の作業は、好気発酵後の桶出しと揉捻と桶漬けです。
黒カビが発生した桶の茶葉と白カビが育った桶の茶葉。色の違いが一目瞭然です。香りも全く異なりました。
黒カビと白カビの茶葉を別々に手揉みし、再びそれぞれの桶に戻して重石を乗せ、ビニールシートを被せて嫌気発酵に移ります。３週間後に桶出しです。
作業後、好気発酵後の２種類の茶葉を試飲してみました。３gの茶葉を１Lの熱湯で３分煮出します。
左は黒カビのお茶。土のような香味で色も黒いです。右は白カビのお茶。やさしい酸味がありうすい黄色をしています。
今年は猛暑で、カビの育成には難しい環境でした。漬け込んだ桶の材質の違いが、明暗を分けたようです。白カビのお茶の出来上がりに望みを託します。
茶を学ぶ人が一度は手にする「茶の本」。
その著者である岡倉天心の記念公園（岡倉天心宅跡）が、台東区谷中にあります。
岡倉天心は１８６２年貿易商の息子に生まれ、外国人が出入りする環境で育ちました。８歳から英語を習い、東京大学入学後、教鞭をとっていたアーネスト・フェノロサの通訳もしていました。
上は公園の様子です。天心は語学力だけではなく、日本文化や東洋の思想にも通じていました。９歳で母を亡くし、１０歳で長延寺に預けられ、住職から中国の書物、南宗画、漢詩、琴、茶道などを習いました。その為、文化的教養も身に付けていました。
こちらは公園内の石碑です。天心は文明開化の時代に日本の文化に誇りを持ち、日本美術を創り出すことや欧米に紹介することに力を注ぎました。
東京芸術大学の初代校長としても有名な天心は、公園内の六角堂に黄金の坐像が据えられています。
アニコムさんからとどいたカード。ボクににているかも。
こうれいのプティシアンで、バースデープレートをたべた。
カフェはあきいろになってたよ。
たんじょうびプレゼントは、すべりどめつきくつしただった。
どう？
