あきる野市にある黒茶屋。
その広い敷地内にある茶房糸屋でお茶して来ました。
敷地からは渓流が臨めます。
シンボルの水車や東屋が、都内にいることを忘れさせてくれます。
糸屋は製紙工場の生糸倉庫であったことから、名付けられた店名です。入り口は暖かい光が漏れています。
店内は品のあるアンティークが、タイムスリップしたかのような雰囲気を醸し出しています。
オーダーした冷やし白玉クリームぜんざい(ほうじ茶付)で、心身ともに癒されました。ほうじ茶はおかわりができるので、嬉しさ倍増です。
台風接近中の9月29日、30日に、東京都立産業貿易センター台東館にて開催されたジャパン・ティーフェスティバル2018。チケットを購入してマイカップを持参すれば、出展しているブースのお茶を好きなだけ試飲できます。
今年もカネロク松本園さんで、呈茶のお手伝いをさせて頂きました。たくさんのお茶仲間に会えました。
ラインナップは、富士山小種の燻製焙じ茶、燻製紅茶・桜、燻製緑茶、燻製紅茶・松、燻製紅茶・楓、燻製紅茶・檜、燻製紅茶(洋酒樽)と極煎茶、玄米茶です。
写真左から、昨年フランスで行われた「C’est bon le Japon」で金賞を受賞した屋久杉の薫香のする燻製焙じ茶。真ん中は銀賞を受賞した桜の薫香のする燻製紅茶・桜。右は銅賞を受賞した燻製緑茶。
燻製紅茶・桜は、THE ROYAL EXPRESS の中でもご提供しています。
お茶が宝石のようにキラキラしているコーディネートは、日本のみならず世界を意識したプロフェッショナルのなせる技。
これからのカネロク松本園から目が離せません。松本さん、今回もありがとうございました。
3週間後の3回目は、朝7時に檜原村に集合でした。
お天気が不安定だったので、ひのはら紅茶生産家の戸田雅子さんの別宅で、桶出しから日干乾燥することに。
すぐそばに秋川の渓流が流れていますが、湿気はそれほど気になりませんでした。
白いカビの樽と黒いカビの樽。
上に乗せていたミョウガの葉を取ると、漬け込んだお茶の葉が見えて来ます。
上の方の茶葉は取り除き、その下の茶葉を桶から出します。黒いカビの方は極一部だけ桶出ししました。
途中太陽が出て来たので、室内での乾燥から日干乾燥に切り替え、重なっている葉を剥がして並べて行きます。
この日の気温は28度、湿度57%でした。
乾燥中に、生乾き状態の今年の石鎚(ひのはら)黒茶、昨年の石鎚(ひのはら)黒茶、昨年のさつき会石鎚黒茶ティーバッグ、昨年の碁石茶の飲み比べもしました。今年の黒茶は乾燥途中だったせいか、香味が薄かったです。乾燥後の黒茶は試飲していないので想像中です。その時が楽しみです。