11回目の悠悠茶論は、3冊のお気に入りの本をご紹介します。
1冊目は、磯淵猛著「紅茶画廊へようこそ」。
磯淵さんが蒐集した紅茶にまつわるイラストや絵画を取り上げながら、ご自身のエピソードも交えたユーモラスな1冊。絵から入る紅茶の世界が広がっています。
大森正司著「お茶の科学」。
お茶の権威であり、日頃からお世話になっている大森先生の著書です。昨年発行されました。緑茶、烏龍茶、紅茶についてとても丁寧に解説しています。
山本広巳著「急須の話」。
美味しいお茶を淹れるための必需品である急須。知っているようで知らない急須のことが、写真付きで書かれています。お茶の注ぎ方やインストラクションの上達に繋がる1冊です。
御茶ノ水にあるRESTAURANT1899にて、
開催されたお茶料理研究会の忘年会。
ウェルカムティーは和紅茶、乾杯のグラスは抹茶ビールでスタートしました。
お茶料理5種盛り合わせは、茶〆秋さば棒寿司、合鴨ロース茶燻製、香ばし茸と菊菜の緑茶和え、わかさぎ茶衣揚げ、ほうじ茶豆腐。
抹茶ポタージュと鮭の西京焼き、お茶ソーセージ3種と続きます。
食事は鹿児島茶美豚しゃぶしゃぶ、自家製麦味噌ダレ、石焼海鮮おこげです。
甘味は酒茶ケーキ、自家製プリン、抹茶タルト。〆のお茶はほうじ茶と金平糖風のあられです。翌日のスケジュールを考えて控えましたが、本当はもう少しお酒を頂きたかったです。
12月14日、15日、日本橋プラザで開催された第72回 全国お茶祭り 東京大会、通称お茶フェス。
静岡を中心に埼玉、愛知、九州などのお茶のブースが出展していました。
そして多くのお茶仲間が活躍していて、盛況でした。
パネルディスカッション、コラボセッション、静岡文化芸術大学前学長、熊倉功夫先生の講演もありました。
私も14日の食育セミナーのスタッフとして、関わらせて頂きました。来年は名古屋で開催予定です。