2019年の忘年会は西武池袋線仏子(ぶし)駅南口から徒歩17分、駒弥にて。仏子駅には、ふれあい茶ん歩道案内図が提示されています。
駒弥は鰻とお茶料理のお店です。店の前に茶樹が植えられています。
品評会入賞のお茶を女将が淹れて下さり、1煎め、2煎めを食前に頂きました。うま味の強いお茶でした。
食前茶の後は、お茶料理が運ばれてきます。
左上はオリーブオイルでお茶の葉を炒め、鰹節を混ぜた前菜。右は入間大根。
左上はきんぴらごぼう。右は茶殻の塩漬けを乗せたサラダ。
左上はうなぎの白焼き。右はお茶と塩を混ぜたすりばち。
ほいろで炒ったお茶を塩と混ぜ、ご飯にふりかけています。汁椀と香の物付きです。
〆は抹茶アイスクリーム。右はお茶の花と葉です。お昼間のせいか、食事の量は少なめでした。お茶処で頂いたお茶料理。新鮮な気持ちで過ごせた、美味しいひとときでした。
アールグレイのスパークリングワインを見つけました。
L’ARTISAM DU THE BLACK TEA SPARKLING EARL GREY. ラルチザン デュ テ ブラックティー スパークリング アールグレイ。
フランス生まれの紅茶のスパークリングワインです。
色も香りも味も紅茶です。少し甘いです。Sweetなクリスマスの演出にいかがでしょう。
価格は1、480円(税別)。
Merry Christmas!
12月8日、9日にロワジールホテル豊橋で開催された、第18回全国地紅茶サミット in 愛知。
瀬戸焼の試飲カップ(写真下)を購入すれば、全国から集まった国産紅茶の生産者と話ができ、紅茶の試飲も購入もできるイベントです。地紅茶サミットは毎年会場が変わり、開催場所の茶生産家が主催者となります。今年はグッドデザイン賞を受賞し、会場が豊橋のせいか、出展者数が過去最多となりました。
今回は、カネロク松本園さんの燻製紅茶の呈茶のお手伝いをさせて頂きました。
燻製紅茶洋酒樽、桜、カカオ、メープル、松、林檎、燻製焙じ茶屋久杉を、水出し&スタンダードに淹れて、試飲して頂きました。
燻製紅茶桜(写真左上)と燻製紅茶洋酒樽(写真右上)は、マリアージュ フレールフランス国内の全店とイギリスのロンドンの店舗でお取り扱いをしています。パッケージがフランス仕様です。マリアージュ フレールで扱う和紅茶は、カネロク松本園の燻製紅茶が初めてです。
そして、武田善行先生のご講演「今、一番おもしろい地紅茶」も拝聴させて頂きました。尚「紅富貴・べにふうき」を命名したのは、武田先生です。
愛知産紅茶をブレンドさせた、スペシャル紅茶の乾杯からスタートした懇親会にも参加させて頂きました。和紅茶で乾杯するところが、地紅茶サミットならでは。
2日目は茶畑散策「朝の茶畑を見に行こう」から始まりました。ホテルから車で約30分の場所に、長寿園製茶、長坂さんの茶畑があります。所有されている6ヘクタールのうちの、1、2ヘクタールの茶畑が視界に飛び込んできました。
上の写真はべにふうき。他にやぶきたとさやまかおりがあります。生産しているのは9割が緑茶で1割が紅茶だそうです。
来年、2020年の第19回地紅茶サミットは、11月27〜28日、東京都西多摩郡檜原村「緑の休暇村」で行われます。東京オリンピックが開かれる年に、地紅茶サミットも東京で実施します。待ち遠しいです。