輪島塗 蔦屋
金沢から足を伸ばし、輪島塗 蔦屋のアトリエにも伺いました。その日は、雪が降り始めた日でもありました。大戸口の玄関に塗師屋(ぬしや)の看板。建物にも歴史を感じます。
見学させて頂くことが待ち遠しかった、土蔵をリノベーションしたアトリエ。
通気性が良く、湿気がこもりにくく、耐火性のある土蔵造り。
モダンスタイルと伝統工芸が融合した空間に、その感性に、刺激を受けました。
目移りするハイセンスなデザインの器たち。見れば見るほど、欲しいものが増えていきます。
女将の佳子さんから、漆器の作り方のレクチャーも受けました。
120もの工程があると言われる輪島塗。丈夫で修理もできるので、代々受け継いで使える漆器です。
職人さんのいる工房も見学させて頂きました。もうすぐ年季が明ける左の職人さんとベテランの右の職人さん。何人もの職人さんの手で、時間をかけて、重要無形文化財の輪島塗が作られていきます。
お忙しい中時間を割いて、素敵なおもてなしをして下さった佳子さん、ありがとうございました。