黒切子
ガラス文化は、エジプトからギリシアを経てローマに至り、ベネチアングラスなど芸術の域に達する製品も作られるようになりました。
日本でも、長崎びいどろや江戸切子、薩摩切子が有名です。切子は鮮やかな色のものが多いですが、私が魅せられているのは黒の切子です。
黒切子は、他の色の3倍の労力をかけて作られるそうです。モダンな感じが好きです。
ガラス文化は、エジプトからギリシアを経てローマに至り、ベネチアングラスなど芸術の域に達する製品も作られるようになりました。
日本でも、長崎びいどろや江戸切子、薩摩切子が有名です。切子は鮮やかな色のものが多いですが、私が魅せられているのは黒の切子です。
黒切子は、他の色の3倍の労力をかけて作られるそうです。モダンな感じが好きです。
陶器市で出会った波佐見焼丹心窯の水晶青海波シリーズ。
手彫りで穴をあけ、あるモノを詰めて高温で焼成する水晶彫です。
手書きの絵付け。
まるで海の泡のよう。
透け感がなんとも言えません。
真珠の毋貝、マザーオブパール。白蝶貝が一般的ですが、黒蝶貝、あこや貝などもあります。この真珠貝の内側にある真珠層で、アクセサリーやカトラリーなどが作られています。昔のヨーロッパではアイボリーやシルバーと同様、マザーオブパールも高価な品として扱われていました。
天然素材のやわらかい乳白色。その上品でエレガントな様にいつしか魅了され、カトラリーを集め始めました。
最初に手にしたシルバープレートのバターナイフです。
イギリス製のビンテージで、ハンドル部分はマザーオブパールです。ナイフの部分には花の模様が彫られています。
スターリングシルバーのブレッドフォークです。
これもイギリス製のビンテージで、ハンドル部分はマザーオブパールです。サーバー用のフォークです。
スターリングシルバーのジャムスプーンです。
1886年製のイギリスのアンティークで、ハンドル部分はマザーオブパールです。フラットな形で、植物の模様が彫られています。
マザーオブパールは、光のあたり方によって虹色に煌めきます。これから迎える新しい年も、虹色の1年でありますように。では、良いお年をお過ごしください。