いつもお茶の時間!

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2019/10/14更新

河越茶 鈴木園

埼玉県の川越は戦国時代まで河越と言われており、江戸時代から川越になりました。その言われは、川を越えた場所にあるから、土地が肥えているから、など諸説あるようです。狭山茶の茶処、川越市上戸にある河越茶の鈴木園を視察させて頂きました。

河越茶 鈴木園 母屋

100mほど離れた所に、源義経の正室、郷御前の実家、河越家の館跡があります。館の大手門だった可能性が高い、鈴木園の土地。立派な長屋門のお屋敷です。

彩の国 景観賞2009 長屋門 門番の部屋

明治時代からの茶畑と明治20年に作られた長屋門は、2009年に彩の国景観賞を受賞しています。右は長屋門の部屋の入り口。

長屋門の中4 長屋門の中3 長屋門の中 茶摘み用籠

かつては門番が居住していた長屋門の部屋。今はアンティークの農耕器具が保管されています。右は茶摘み用の籠。

長屋門の中8 長屋門の中9 長屋門の中の茶臼

左は振るい。真ん中は箕。右は茶臼。

明治の頃は米、養蚕、お茶を生業にしていましたが、昭和初期からはお茶専門になったそうです。

水車 鈴木園 長屋門 コヤタの瓦

左は部屋の入り口にある水車。右は屋根にある明治期の小谷田の瓦です。

鈴木園 茶畑 やぶきた 鈴木園 茶工場 屋根

ヤブキタの茶畑の左奥に、茶工場が見えます。中に入らせて頂くと、敷地内の木を切り出して作った、時代を感じる屋根が目に飛び込んできました。曲がっている木材は松だそうです。

生葉管理装置 鈴木園 地下に生葉コンテナあり 火入れ機 鈴木園

左は生葉コンテナ。真ん中はコンテナ側の床。床下には生葉を保管するスペースがあります。右は火入れ機。

鈴木園 茶工場3

茶箱が積まれている茶工場。現在は一番茶のみ製造しています。

栂尾からの在来 栂尾からの在来花アップ

茶畑には、京都栂尾から来た在来種の茶樹もありました。

鈴木園 河越茶 霞ヶ関

鈴木家16代目、茶農家は3代目だそうですが、河越茶(抹茶)を作っていた中世は、鈴木園の周辺に茶畑があったそうです。

令和となった今も尚、中世と明治の世を身近に感じる鈴木園でした。

※台風19号の被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申し上げます。

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2019/10/07更新

聖一国師の墓所

聖一国師(しょういちこくし)をご存知ですか。

聖一国師の墓所看板

1202年、静岡に生まれ、宋へ渡った臨済宗の僧です。1240年に茶の種子を持ち帰り、足久保(静岡県駿河区)などに撒いたとされています。足久保は静岡の代表的なお茶、本山茶の産地です。その功績を讃え、茶祖と言われています。

回春院 聖一国師の石像

静岡市葵区蕨野にある回春院は、正一国師が母親の実家の近くに開いた寺です。そして正一国師の墓地があります。

聖一国師の墓全景 聖一国師の墓

松の木の下にある墓所。写真だとわかりにくいですが、暮石の下の方に、正一国師の文字が読めます。

墓所からの眺め

墓所からの風景。山や茶畑を見守りながら、正一国師が眠っています。

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2019/07/08更新

島根の有機茶を訪ねて

先月の島根の旅では、(有)宝箱の産業廃棄物を堆肥にする工場と有機栽培の茶畑も視察させて頂きました。

宝箱看板

廃棄された木材を回収して機械(左下の写真)で粉砕し、発酵させて堆肥(右下の写真)にしています。

オーストラリア製粉砕機 木材再利用ヤード

ミミズ、昆虫、微生物が生息しやすい環境を作り、土壌を改善し、自然の力で良質な作物を育てることを実践している会社です。

作業前のほば 作業中ほば 作業後ほば

上は、採算が合わず放棄された畑を再生させた記録写真です。畑に設置されていました。

サヤマカオリアップ

視察させて頂いた、さやまかおりの茶畑。

べにふうきの畑 宝箱

以前は柿畑だった、べにふうきの茶畑。木の向こうに中海が見えます。

湖が見えるやぶきたの畑

やぶきたの茶畑。木の向こうに宍道湖が見えます。標高は200m。昭和60年に作られた茶畑は、風があるので防霜ファンがありません。現在の広さは17ヘクタール。経済的には、45〜46ヘクタールは必要だそうです。

サヤマカオリの畑のラベンダー

畑の周りには、ハチミツを採るためのラベンダー(上の写真)やローズマリーが植えられていました。景観も大切にしていて、200本以上の桜を各圃場に植えたそうです。

宝箱の地下水 JAS適合証

圃場では地下水を利用していました。良質な軟水です。茶工場の壁には、JAS適合証が掲示されていました。

くろもじ記事 くろもじ番茶

煎茶、紅茶、玄米茶なども試飲させて頂きましたが、その中でも特に興味を引いたのが、右上のくろもじ番茶。クスノキ科の落葉低木樹で、花と葉と枝をお茶にしています。インフルエンザ対策に期待されているそうです。

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