セイロンティーミュージアムで展示物があった、サー・トーマス・リプトン。

セイロンティーを世界へと広げた立役者です。

1890年にウバ地区の茶園を買い取り、紅茶の栽培、製造、販売まで手がけ、「茶園から直接ティーポットへ」をコンセプトにしました。

その茶園を見ながら紅茶を飲んだとされるリプトンズシートは、有名なスポット。

麓からトゥクトゥクで30分かけて登ります。

しばらくすると霧が出てきましたが、これも質の良いお茶を作る条件です。

麓には、サー・トーマス・リプトンが作った工場、ダンバテンネ工場があります。
スリランカでは、キャンディにあるセイロンティーミュージアムにも足を運びました。

イギリス植民地時代の紅茶工場であった屋内には、ミニチュアの紅茶工場とその名残のエレベーター、

使用されていた製茶機器などが並んでいます。

上の階にはセイロンティーの父、ジェームス・テイラーの胸像や、

テイラーが開発した器具、

紅茶王、サー・トーマス・リプトンのポスターなども展示されています。

テイスティングスペース、紅茶が購入できるショップやティールームもあります。
ロウグロウンティーのルフナ地区は、Lumbini(ルンビニ)茶園を視察させて頂きました。

標高が低いと暑いです。

歓迎のダンスで迎えられながら、ファクトリーに案内されます。

工場見学の後は茶畑へ。高値で取引される、ホワイトティーの品種も植えられています。幹が白くなっています。

そして茶の樹に囲まれて、ウェルカムドリンクのココナッツジュース、軽食、フルーツ盛り合わせ、紅茶とジャガリを頂きました。ジャガリは孔雀椰子の花の蜜を煮詰めた、スリランカのお菓子です。

茶樹の中でのランチは格別です。

さらにルンビニ茶園では、植樹させて頂きました。自分のネームプレートに感動。足跡を残してきたこの茶園に、近い未来再訪し、茶樹の様子をチェックしたいです。