2018年は、3回行われる石鎚(檜原)黒茶製造実験の2回目と3回目に参加させて頂きました。

2回目は9月上旬に檜原村を訪れましたが、秋の気配が色々なところに見られました。

コスモス、ミョウガの葉。

赤しそ、ムラサキシキブ。

この日の作業は、好気発酵後の桶出しと揉捻と桶漬けです。

黒カビが発生した桶の茶葉と白カビが育った桶の茶葉。色の違いが一目瞭然です。香りも全く異なりました。

黒カビと白カビの茶葉を別々に手揉みし、再びそれぞれの桶に戻して重石を乗せ、ビニールシートを被せて嫌気発酵に移ります。3週間後に桶出しです。

作業後、好気発酵後の2種類の茶葉を試飲してみました。3gの茶葉を1Lの熱湯で3分煮出します。

左は黒カビのお茶。土のような香味で色も黒いです。右は白カビのお茶。やさしい酸味がありうすい黄色をしています。
今年は猛暑で、カビの育成には難しい環境でした。漬け込んだ桶の材質の違いが、明暗を分けたようです。白カビのお茶の出来上がりに望みを託します。
今年の春リニューアルされた、ふじのくに茶の都ミュージアム。吹き寄せ壁に囲まれています。

周辺には牧ノ原の茶畑が広がります。

ミュージアムからは大井川も見えます。

ミュージアムの庭園は、小堀遠州が作った仙洞御所の庭園を復元したもの。

2階は撮影可能で、世界のお茶について展示されています。3階は茶の歴史や子供も楽しめるコーナーがありました。お茶の勉強をしている人には、楽しみながら学べる施設です。

1階のカフェでは、ここでしか食べられないななやさんのパフェがオーダーできます。迷わず、世界一濃いと言われる抹茶ジェラードNo.7を選びました。

茶箱をイメージする最中の皮が良い感じで、美味しかったです。
ゴールデンウィークの真ん中で平日だった、八十八夜の5月2日。

今年は場所を変えて、井の頭公園で第2回目の千人茶会が開催されました。

千人茶会は色々な茶文化が体験できるイベントです。

雲行きが怪しくて、天気予報の傘マークを気にしながらの実施でしたが、風が涼しい心地良い日となりました。今年は、お茶大学のブースのスタッフとして半日だけ参加させて頂きました。

ブースでは、茯茶(ふうちゃ)とギャバロン茶の冷茶を試飲をして頂きました。試飲して頂いた方から、「茯茶って何?」「ギャバロン茶って何?」と質問を多く受けました。聞き慣れないお茶に興味を持って頂けたようです。
茯茶は、中国湖南省で作られている黒茶です。
ギャバロン茶は、窒素の中に保存したお茶の葉で、緑茶を作ります。ギャバ(GABA)と言われるアミノ酸を多く含む為、血圧上昇抑制効果、老化防止、認知症予防、リラックス効果が期待できます。開発された時はウーロン茶が流行っていたので、ギャバとウーロン茶を組み合わせて、ギャバロン茶と命名したそうです。

見慣れた百円茶屋(百円で鹿児島のお茶と郷土菓子が楽しめる)のテントもあり、活躍しているお茶仲間の姿も見られた1日でした。