10月19日、20日と東京都立産業貿易センターで開催された、ジャパンティーフェスティバル2019。

入場チケットを購入してマイカップを持参すれば、出展者が提供するお茶を好きなだけ試飲できるイベントです。紅茶のセミナーもあります。

今回も、カネロク松本園さんの呈茶のお手伝いをさせて頂きました。

生産者の方が作ったお茶を、より美味しく消費者に伝えることが、インストラクターの使命です。いつも勉強させて頂いています。

いらして下さったお客様、主催者の方々、ありがとうございました。
松本さん、今回もありがとうございました。
埼玉県の川越は戦国時代まで河越と言われており、江戸時代から川越になりました。その言われは、川を越えた場所にあるから、土地が肥えているから、など諸説あるようです。狭山茶の茶処、川越市上戸にある河越茶の鈴木園を視察させて頂きました。

100mほど離れた所に、源義経の正室、郷御前の実家、河越家の館跡があります。館の大手門だった可能性が高い、鈴木園の土地。立派な長屋門のお屋敷です。

明治時代からの茶畑と明治20年に作られた長屋門は、2009年に彩の国景観賞を受賞しています。右は長屋門の部屋の入り口。

かつては門番が居住していた長屋門の部屋。今はアンティークの農耕器具が保管されています。右は茶摘み用の籠。

左は振るい。真ん中は箕。右は茶臼。
明治の頃は米、養蚕、お茶を生業にしていましたが、昭和初期からはお茶専門になったそうです。

左は部屋の入り口にある水車。右は屋根にある明治期の小谷田の瓦です。

お屋敷の周囲にあるヤブキタの茶畑(左の写真)。左奥に茶工場が見えます。中に入らせて頂くと、敷地内の木を切り出して作った、時代を感じる屋根が目に飛び込んできました。曲がっている木材は松だそうです。

左は生葉コンテナ。真ん中はコンテナ側の床。床下には生葉を保管するスペースがあります。右は火入れ機。

茶箱が積まれている茶工場。現在は一番茶のみ製造しています。

茶畑には、京都栂尾から来た在来種の茶樹もありました。

鈴木家16代目、茶農家は3代目だそうですが、河越茶(抹茶)を作っていた中世は、鈴木園の周辺に茶畑があったそうです。
令和となった今も尚、中世と明治の世を身近に感じる鈴木園でした。
※台風19号の被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申し上げます。
レモンを垂らすとピンクになる煎茶、サンルージュ。葉が赤いです。

サンルージュは枕崎の農研機構で育種され、2011年に登録された、アントシアニンの量が多い品種です。

サンルージュのリーフとスパークリングティーが手に入ったので、飲み比べてみました。リーフは黒く艶があり2cmくらいの長さです。一方スパークリングティーの表示は、炭酸飲料水になっています。

レモンを垂らす前のリーフティーとスパークリングティー。紫色の水色。独特の渋みがあります。

レモンを垂らした後のリーフティーとスパークリングティー。色が明るくなりピンクに変わりました。

レモンの酸味が渋みを和らげるのか、飲みやすくなりました。サンルージュは炭酸と相性が良いです。スパークリングティーは面白いと思います。サプライズドリンクとして、お客様のおもてなしにいかがでしょう。