いつもお茶の時間!

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2021/01/25??

輪島塗 蔦屋 

金沢から足を伸ばし、輪島塗 蔦屋のアトリエにも伺いました。その日は、雪が降り始めた日でもありました。大戸口の玄関に塗師屋(ぬしや)の看板。建物にも歴史を感じます。

蔦屋入口 蔦屋 壁

見学させて頂くことが待ち遠しかった、土蔵をリノベーションしたアトリエ。

蔦屋アトリエ2

通気性が良く、湿気がこもりにくく、耐火性のある土蔵造り。

蔦屋アトリエ1

モダンスタイルと伝統工芸が融合した空間に、その感性に、刺激を受けました。

蔦屋アトリエ6 蔦屋アトリエ5

目移りするハイセンスなデザインの器たち。見れば見るほど、欲しいものが増えていきます。

蔦屋アトリエ4 蔦屋アトリエ3

女将の佳子さんから、漆器の作り方のレクチャーも受けました。

漆器の説明 漆器の説明2

120もの工程があると言われる輪島塗。丈夫で修理もできるので、代々受け継いで使える漆器です。

蔦屋工房2-1 蔦屋工房1-1

職人さんのいる工房も見学させて頂きました。もうすぐ年季が明ける左の職人さんとベテランの右の職人さん。何人もの職人さんの手で、時間をかけて、重要無形文化財の輪島塗が作られていきます。

お忙しい中時間を割いて、素敵なおもてなしをして下さった佳子さん、ありがとうございました。

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2021/01/18??

お茶のまち 金沢(兼六園の茶樹)を訪ねて

江戸時代からの長い時を経て、藩主の庭から一般へと解放された兼六園

兼六園入口

日本三名園のひとつであり、神仙思想の庭園です。

兼六園の池 兼六園の池2

シンボルとも言える唐崎松(左)と霞ヶ池(右)。

兼六園の茶樹

園内を散策していると、一緒にいたお茶仲間が茶樹を見つけました。

兼六園茶樹3 兼六園茶樹4

どの茶樹もわりと最近植えられたようです。

兼六園の茶樹2

場所は入口看板の後方。他の所にも植えられている可能性があります。これを機に、新たなお茶のイベントが、兼六園から発信されそうです。

ブログには書ききれない充実した時間をコーディネートして下さった赤須さん、大変お世話になりました。素晴らしい茶旅になりました。ありがとうございました。

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2021/01/11??

お茶のまち 金沢(加賀棒茶)を訪ねて

昨年12月、加賀棒茶を訪ねて金沢を旅しました。加賀棒茶は、石川県で作られている茎焙じ茶です。

あずま園 あずま園 看板

見学させて頂いたのは、森本駅のそばにあるあずま園茶舗

火入れ前のお茶1 火入れ前のお茶2 火入れ前のお茶3 火入れ前のお茶4

上の写真は棒茶の元、茎茶。産地は決めておらず、主に伊勢や静岡から仕入れているそうです。高価な宇治の碾茶茎茶(右から2番目)もありました。棒茶は香りが命で、品質は碾茶茎茶、一茶茎茶(一番茶の茎茶)、二茶茎茶(二番茶の茎茶)の順で良いそうです。

排気乾燥火入機全景 排気乾燥火入機

工場には焙煎機が2台あり、1台は排気乾燥火入機(ドラム式焙煎機)です。

排気乾燥火入機から出てくるお茶 排気乾燥火入機〜茶箱をかき混ぜる 排気乾燥火入機〜茶箱

上の口から茎茶を投入し、職人の勘で温度と時間を決め、下の口から炒った茎茶が出てきます。焙煎した茶を茶箱の中で、すぐかき混ぜて冷まします。茶が縮み引き締まるからだそうです。

自動砂炒焙機 自動砂炒焙機プレート

もう一台は、自動砂炒焙機です。1時間でも2時間でもお茶を投入でき、茶が膨らみおいしい棒茶ができます。熱した砂の熱で、お茶を焙煎します。

砂炒焙機お茶の入口砂炒焙機横側面炒焙機出口を横から炒焙機から出てきた焙じ茶

投入口(一番左の写真)に茎茶を入れると、焙煎機の中(左から2番目)に運ばれ、砂と一緒に回ります。通過時間は2分です。出口(右の写真二枚)には異物を取り除くための磁石があります。お茶は出てきますが、砂は出てきません。

茶箱のお茶を広げる広げた茶をかき混ぜ冷ます冷ました焙じ茶を茶箱へ冷ますための道具

茶箱に集めた焙煎したお茶を床の上の台に広げ、棒でかき混ぜて冷まします。再び茶箱に戻し、折りたたみ式の台もしまいます。

使用前の砂 使用後の砂

砂炒焙機に入れる砂も見せて頂きました。使用前の白い砂と使用後の黒い砂です。

棒ほうじ茶3種 試飲させて頂いた加賀棒茶 あずま園看板2

最後に、店主のしんちゃんに淹れて頂いた棒茶を試飲させて頂き、お話を伺いました。石川県は茎焙じ茶の発祥地で、加賀棒茶は昨年1月に地域団体商標に登録されました。しんちゃん、ありがとうございました。

「お茶のまち 金沢(兼六園)を訪ねて」に続きます。

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