いつもお茶の時間!

いつもお茶の時間!

2018/07/09更新

鹿児島・西垂水茶園を訪ねて 2

鹿児島に来たら、茶関係者には外せない茶市場(ちゃぴおん)。

鹿児島茶流通センター 建物 かごしま茶流通センター

今回ちゃぴおんは、時間の関係で外から見学させて頂きました。

ちゃぴおん 茶市場入札時間 出荷 ちゃぴおん

左は入札時間が掲示されている壁です。右は取引された茶が運ばれて行く様子です。

JAかごしま茶業建物 JAかごしま茶業

その後、JAかごしま茶業の製茶工場へ移動しました。

オートメーション化された製茶工場jpg 統括制御版 製茶工場

鹿児島はちゃぴおんも製茶工場もオートメーション化されています。上の写真は、コンピューターによる管理室。

目視によるチェック 製茶工場 仕上げ茶出荷

オートメーションで仕上がった茶の最終チェックは、マンパワーによる目視(左の写真)です。品質管理の徹底がなされています。右は、出荷を待つお茶です。

西垂水茶業有限会社

次に訪れた西垂水は、お茶だけで生計を立てている集落です。西垂水茶業有限会社は、東京ドーム15ヶ分の広さの共同茶園を管理しています。70戸の茶農家があり、栽培は個人で行いますが、製造は団体で行います。また消毒は個人で行いますが、施肥は団体で行うそうです。

新芽の出開き度が掲示されている壁 2 壁に掲示されている芽の出開き度

上の写真は、各年の新芽の実物とコピーが入れてある額。品種ごと、日にちごとに新芽が並べてあります。

出開き度の額の中身 品種別の茶樹 西垂水

左は額に入っている新芽の実物(下)と摘採時のコピー(上)。右は品種別の茶樹の摘採時のコピー(左)と実物(右)。時間が経つと芽が変色し縮むので、コピーするそうです。

個人の畑の形、面積、摘み取った高さなどもミリ単位で記録してあり、畑の面積や生葉や肥料の量などで割り、平等になるよう振り分けて利益を支払うシステムだそうです。個の力を尊重しつつ団体としても協力し合うスタイルに、共感を覚えました。

べにふうき 薩摩英国館

紅茶好きは要チェックの紅茶専門店、薩摩英国館にも寄らせて頂きました。上の写真は、枕崎試験場からもらってきたべにふうきです。お店の前に植えられています。

薩摩英国館2018

赤いロンドンバスと緑の茶樹。コントラストがお洒落です。

夢ふうき1st

看板商品はイギリスThe Great Taste Awards 金賞受賞の、和紅茶夢ふうきです。オンラインショップでも購入できます。

カテゴリー: ブログ — タグ: , , 12:00 AM 更新

2018/07/02更新

鹿児島・西垂水茶園を訪ねて 1

6月上旬、鹿児島、種子島、屋久島の茶畑と茶生産現場を訪ねました。

鹿児島県農業開発総合センター建物 鹿児島県農業開発総合センター

鹿児島県の施設、農業開発総合センター。

県の茶畑2 県の茶畑

総合センターの前に広がる茶畑で、開発された無人摘採機を見せて頂きました。

無人乗用型摘採機2

鹿児島は10年以内に、すべて無人摘採機に変わるそうです。進化しています。

枕崎 茶業研究拠点建物 枕崎 茶業研究拠点

国立研究開発法人 農業・食品作業総合研究機構 果樹茶業研究部門 茶業研究拠点(枕崎試験場)も見学させて頂きました。建物の後ろのパームツリーが南国らしいです。

茶心 枕崎

入口にある「茶心」の石碑。

はるみどり さえあかり 枕崎 べにひかり 枕崎

石碑の側に、品種の異なる茶樹が植えられています。左の写真は「はるみどり」と「さえあかり」。右の写真は「べにひかり」。

さえみどり しゅんたろう 枕崎 べにふうき サンルージュ 枕崎

他にも「さえみどり」と「しゅんたろう」(左の写真)。さえみどりは枕崎試験場で育種され、鹿児島で普及している品種です。「べにふうき」と「サンルージュ」(右の写真)もありました。

防風林アップ 防風林 枕崎

枕崎の試験場を守る防風林、イヌマキ。かわいい葉をしています。

インド系統 枕崎

上の写真は、実生(種)から撒いたインド系統、樹齢80年。

個体畑

こちらも育種中の畑。新しい品種を生み出すのにかかる時間は10年。個体畑の中で、1つか2つしか新しい品種は育種できないそうです。

サンルージュの畑 枕崎

サンルージュの赤い茶畑もありました。サンルージュは、レモンを垂らすと水色が赤からピンクに変わる品種です。

サンルージュアップ 枕崎

きれいな葉です。2に続きます。

カテゴリー: ブログ — タグ: , , 12:00 AM 更新

2018/05/07更新

新宿御苑

明治政府は、東は四谷、西は代々木、南は千駄ヶ谷、北は大久保まで広がる、信州高遠藩主、内藤家の広大な邸宅とその周辺の土地を購入し、1872年に植物の研究を目的とした内藤新宿試験場としました。1906年には新宿御苑に姿を変え、現在は環境省が管理する国民公園になっています。

新宿御苑

苑内には、至る所に明治時代の紅茶製造の痕跡(茶樹)が残っています。

現在の農林水産省と経済産業省に当たる勧業寮から命を受け、作られた茶畑の跡地。

新宿御苑③茶畑跡地3

四谷伝習所(紅茶製所)跡地。

新宿御苑④伝習所跡地2

国産紅茶の祖、多田元吉が植えたと思われる茶樹もあります。

新宿御苑⑥在来の茶樹 100年以上

中央休憩所や翔天亭では、元吉縁の地の紅茶、丸子紅茶を飲む事が出来ます。

翔天亭丸子紅茶

明治時代、東京で紅茶が作られていた証しがここにあります。

カテゴリー: ブログ — タグ: , 12:00 AM 更新
これよりも前の投稿を表示 »