行動自粛要請されている今年の夏に開催中の貴重な展覧会、おいしい浮世絵展へ。

名立たる浮世絵師の食べ物に関わる作品が、200点以上展示されていました。

歌川広重「東海道五拾三次之内 鞠子 名物茶店」。とろろ汁が有名ですが、丸子紅茶の産地でもあります。

歌川国芳「木曽街道六十九次之内 守山 達磨大使」。二八蕎麦の名前は、禅宗の開祖、釈迦から数えて28代目の達磨大使とかけています。

場内には記念撮影スポットもありました。江戸の屋台、二八蕎麦。

背後の壁面の絵は、歌川広重「東都名所 高輪廿六夜待遊興之圓」です。

その中にお茶らしき絵も見つけました。土瓶と湯飲みが棚に収まっています。

菓子や料理レシピも紹介されていて、煎茶を使用した蛸の江戸煮もありました。

歌川国芳「名酒揃 志ら玉」。夏のお菓子白玉は、会場そばのカフェで食べることができます。

おいしい浮世絵展は森アーツセンターギャラリーにて、9月13日(日)まで。
中止になってしまった和食展ですが、公式ガイドブックは手に入れました。

2013年、ユネスコの無形文化遺産に登録された和食。その成り立ちを始め、お茶を淹れるために必要な水、お茶とのペアリングに不可欠な和菓子についても記述があります。
気になる方は、オンラインショップにお急ぎください。
12回目の悠悠茶論は、ティータイムに欠かせないティーフードに関わる書籍をご紹介します。

ドム・ラムジー著「CHOCOLATE」。
アメリカ大陸発祥の儀式の飲み物であったチョコレートが、一般の人に飲まれる甘いドリンクとなり、やがて固形のチョコレートに変化し世界中に広がるまで、カラー写真や図などでわかりやすく解説しています。チョコレートを材料にしたスイーツのレシピも掲載されています。

萩田尚子著「I LOVE マカロン」。
お菓子作りの材料で卵白が余った時などは、マカロンを作ったらいかがでしょうか。いろいろな種類のマカロンの作り方がカラフルな写真と共に説明されていて、初心者でもやる気になります。使用する道具や材料などの写真もあり、とても読みやすい本です。

虎屋文庫「和菓子を愛した人たち」。
歴史上の人物や作家達との和菓子エピソードをまとめた本です。元々は虎屋ギャラリーの展示から、虎屋ホームページの連載を経て、100人の人物を選び1冊の本としました。和菓子の写真や挿絵もあって、興味をそそられます。異なる角度から偉人やその時代背景を知ることもできます。和菓子好きの必読書です。